熱中症対策「夜間・熱帯夜」エアコンや水分補給の注意点

夜間でも熱中症リスクが高まります。亡くなる人もいて災害と言っても過言ではありません。熱中症から身を守るための対策やヒント、「熱帯夜」など夜の過ごし方についてイラストにまとめました。ぜひ保存して参考にして下さい。
目次

「エアコンは朝まで」つけっぱなしに

夜も25℃を下回らない「熱帯夜」は寝ている間に熱中症のリスクがあります。
温度設定は暑がりな人に合わせるようにしてください。肌寒い場合は布団をかける、上着を着るなど心がけを。エアコンはONとOFFを繰り返すより「つけっぱなし」の方がお得です。
「寝る前とトイレ」水分補給

寝ている間にも汗をかいて水分が奪われます。
寝る前には必ずコップ1杯の水をお願いします。「トイレに起きたくない・・・」と考えて水分を控えるのは危険です。
「トイレに起きた時」も失われた水分を補給するチャンスと思って水を飲むようにしてください。寝ている間に一晩で500mlの水分が体から失われるというデータもあります。
「枕元」に水を置く

寝ている間も、すぐに水分補給できるように枕元に水を準備しておくことが大切です。
ただし、冷たい水は交感神経を刺激して眠れなくなるので「常温」がいいとされています。しっかり寝て体力を回復することも大事な熱中症対策です。
大阪放送局 災害担当記者 藤島新也

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