2022年05月11日
就職活動が本格化している23年卒学生のインターンシップ事情。
参加したあと、企業の志望度は上がるもの?開催形式は対面・オンラインどちらだった?
インターンシップのあれこれ、聞きました。
※以下、ディスコ「インターンシップ特別調査」
【対面?オンライン?】
コロナ禍で、インターンシップもオンラインでの開催が定着してきました。
オンラインは時間を有効に使える一方、職場の雰囲気を知るには難しい面も。
23年卒の学生たちが参加したのは…
ディスコの調査をもとに作成
「オンラインのみ」が74.4%、ほぼ4人に3人の割合で圧倒的に多くなりました。
しかし、「対面のみ」も2割近くとなっていて、徐々に増えてきているようです。
インターンシップの満足度について、「大変満足」と答えた割合を見てみます。
「オンライン」では42.6%が「大変満足」としていて、企業側もオンラインに慣れ、満足度の高いプログラムを提供できてきていることがわかります。
一方で、「対面」は61.1%と、20ポイント近く高くなっていて、仕事や職場の実感を得やすい分、より満足感が高まることがうかがえます。
【志望度は上がった?】
インターンシップに参加する動機は、志望企業だから、志望してはいないけれどなんとなく…など、さまざまだと思います。
参加前後で、その企業への志望度が変化したか聞いてみると…
ディスコの調査をもとに作成
参加前に「この企業に就職したい」と感じていたのは25.4%でしたが、参加後には20ポイント以上増えていました。
インターンシップを通して企業への理解が深まると、志望度合いを高める学生が多いことがわかります。
参加後に、「この企業に就職したい」「この企業に就職したくない」と感じた人に、それぞれ理由を聞いてみると…
ディスコの調査をもとに作成
「この企業に就職したい」と感じた人は、「事業内容に興味が湧いた」「職場の雰囲気がよかった」といった項目の割合が高くなりました。
「この企業に就職したくない」と感じた人は「仕事内容が自分に向いていないと感じた」「事業内容に興味が持てなかった」の割合が高くなっています。
インターンシップはオンライン開催が多いこともあり、半日や1日といった短期間のプログラムが中心となりがちです。
しかし学生たちは、社員同士の会話などからおおまかな職場の雰囲気をつかむなど、限られた時間内でも、自分の適性を判断していることがうかがえます。
※対象:2023年卒予定の大学生・大学院生 期間:2022年3月7日~17日 有効回答:718人
あわせてごらんください
就活ニュース
オファーボックス・中野代表に聞く「将来は今の行動で変わっていく」
2022年05月02日
就活ニュース
いつ動き出す? 重視するポイントは? インターンシップ最新事情
2022年05月10日
先輩のニュース活用術
教えて先輩!作家 岸田奈美さん【前編】 しゃべるよりも好きなこと
2022年04月28日
先輩のニュース活用術
教えて先輩!作家 岸田奈美さん【後編】 “期待”ではなく“希望”をこめて
2022年05月06日
いつ動き出す? 重視するポイントは? インターンシップ最新事情
2022年05月10日
オファーボックス・中野代表に聞く「将来は今の行動で変わっていく」
2022年05月02日
「契約には気をつけて!」18歳 成人年齢引き下げを動画で詳しく解説
2022年04月26日
この春卒業の大学生の就職内定率96.4% 初内定は4月が最多も…
2022年04月19日
実務体験のインターンにかぎり 採用活動に活用も 経団連と大学が報告書
2022年04月18日
23卒の就活 4月1日時点の内定率は38.1% 多くの学生の選考進む
2022年04月07日
若手にとって職場は「ゆるい」!? 若手を知りたい先輩へ(1)
2022年04月05日
成人年齢引き下げ 契約トラブルや被害の電話相談窓口 消費者庁
2022年04月01日