郡山市でコンクリート製品を製造する北斗型枠製作所は、今年度、新卒の学生を4人前後採用する計画ですが、合同の企業説明会がなくなった影響もあり、採用試験に臨む学生は例年の3分の1ほどに、とどまっています。
このため、新たに始めたのがオンラインによる工場案内です。
レーザーで鉄を加工したり溶接したりしている様子を、採用担当の社員がカメラで撮影し、事前に申し込みのあった学生に説明します。
去年までは志望者の9割が県内の学生でしたが、オンラインの工場案内には県外からの参加の申し込みが増えていて、会社は手応えを感じています。
遠藤正成社長は「時間など、学生と調整しやすく、オンラインのメリットを非常に感じているので、この方法は感染が終息したあとも力を入れたい」と話していました。