我孫子市は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策の1つとして就職先の見つからなかった22歳から37歳までの男女5人を非常勤職員として緊急に採用しました。
1日は、市役所で辞令が交付され星野順一郎市長が「公務員としてやりがいと誇りを持って業務に当たってください」と激励しました。
5人は現金10万円の一律給付や中小企業の支援に当たる部署に配属され、来年3月末までの期限付きで業務に当たることになっています。
ことし3月に大学を卒業した22歳の男性は「希望していた業種に履歴書を出しても面接すらできず、就職先が決まらなかったので本当にありがたい」と話していました。
前の職場との契約が3月に切れて就職先を探していたという37歳の女性は「就職に困っていたところを救ってもらいほっとしました。地域の人に安心してもらえるような対応をしていきたい」と話していました。