2019年08月28日
就活のギモン、メーク編。
学生リポーターが、資生堂ヘアメイクアップアーティスト、中山夏子さんに「就活メーク」をしてもらいながら、コツを教えてもらいます。
今回は、ベースメークの方法です。
中山さん:よろしくお願いします。
(1)下地を塗る
まず、整えたお肌に、下地を塗っていきます。
下地は、顔の色ムラを整えてくれるだけではなくて、お化粧ののりや、持ちもアップしてくれます。
日焼け止め効果も入っていて、ファンデーションの前に下地をつけることで、お肌のきめを整えてくれる役割もあります。下地は使った方がいいと思います。
まずは、左右の頬、そして額、鼻先、あご先の順に5か所に置きます。
頬の中央部分は、そばかすやシミ、色むらが出やすい部分です。
ここはしっかり乗せてください。
クルクルクルでも、トントントンでもいいですが、すぐにのばすのではなく、まずは頬の中心部にしっかりとなじませてから、内側から外側に向かって薄くなるように、のばし広げて下さい。
つけ過ぎてしまうと化粧崩れの原因になるので、適量を守って頂くのが大事です。
必ず、外側に向かって薄づきになるように。おでこも、中央から生え際に向かって薄くなるように放射線状に広げていきます。
小鼻の辺りは、塗り忘れしやすいので、しっかりと、伸ばし広げて下さい。
伊藤:下地の適量は、人によって違いますか?
中山さん:商品によって違います。
商品のパッケージの裏に書いてあることが多いです。「パール粒1個分」とか書いてあるので、それを見てくださいね。
顔の大きさは多少関係あると思うんですけど、基本の使用量で始めて、足りないようであれば、少しずつプラスしてみてください。
(2)コンシーラーを塗る
次はコンシーラーを塗ります。
スティックタイプや固形タイプなどいろいろありますが、どのタイプでもOKです。でも、使い慣れていない方の場合、硬いものは、カバー力が出過ぎてしまいます。
最初は、軽めのやわらかいものがよいと思います。
で、目の周りやニキビ跡などをカバーしていきます。
目の周りは、クマがあると疲れて見えますよね。
特に就活の時期は疲れてると思うので、そこを元気に見えるようにね。
まず目の下ですね、クマの部分にこういうふうにチョンチョンチョンと、のせていきます。
そして指で、ポンポンポンとなじませます。カバーしたい部分なので、あまり伸ばし広げてしまうと取れてしまいますから、ポンポンポンと広げながらなじませます。
カバーした部分がふわっと明るく見えてきたと思います。
反対側も同じですね。カバーしたい所のみコンシーラーをのせます。
全部に広げてしまうと厚塗り感が出てきてしまいますので、気になるところだけ。
小鼻の脇の赤みとかですね。
そして口角のこの部分。この辺りが、くすんでる方が結構いるんですよね。
コンシーラーできれいに整えると、口角がキュッと上がり、口元が引き締まって見える効果もありますよ。
ニキビ跡が気になる方は、ポンポンとおいてから、なじませて下さい。
(3)ファンデーションを塗る
ではファンデーションを塗ります。
今日は手軽に仕上げられるパウダリータイプを使います。
西澤:ファンデーションは、パウダーとリキッド、どちらがオススメですか?
中山さん:どちらを使っても大丈夫です。
決まりはないので、自分が使いやすいものでよいですよ。
パウダリーは粉の成分が多いので、ふわっと、フォギーに仕上がります。
テカッた印象にあまり見えないですし、手早く簡単なのでおすすめです。
リキッドタイプは、うるおい成分が入っていたり、艶っぽく仕上がることが多いので、上からしっかり粉をつけて定着してあげないと、化粧崩れの原因になることも。リキッドに慣れていない人は、パウダリーの方が手軽で簡単だと思います。
このスポンジの半分ぐらい取って、その半分が片方のお顔を仕上げる目安です。
先ほどの下地と同じく、頬の中央はしっかりと塗っていきます。
ファンデーション塗るときのポイントは「顔全体を均一に塗らない」。これが重要!下地もそうでしたが、頬の中心部は、トラブルが出やすい部分なので多少しっかり目で大丈夫です。
フェースラインに向かって薄づきになるように、と意識してあげるだけで、ファンデーションだけでもすごく立体的に見えますし、小顔効果につながると思います。
フェースラインにしっかりとファンデーションが付いていると、首との境目にすごく違和感が出て、顔がフラットに見えてしまいます。
「中央部分はしっかり目に、外側に向かって薄く」を意識してください。
目の周りとか、鼻のまわりなどの細かい部分は、スポンジを折り曲げて三角にして、塗り忘れがないように、細かく動かしながら塗っていきます。
目の際の部分は塗り忘れが多いんです。
この部分を塗り忘れると、後でアイラインを引く時に、にじみの原因になってしまいます。
片側が終わったら、もう片側も同じように仕上げていきます。
リキッドタイプでも同じように、顔の中央しっかり目、外側は薄付きって意識してあげるといいですね。
完成です。
伊藤:ファンデーションの色は、自分で選ぶよりも、専門の方に見てもらって選んだほうがいいんですか?
中山さん:実際に自分で商品を触ってみて、使ってみて合わせるのが一番いいと思いますが、化粧品のカウンターに行って、自分に合う色を教えてもらっていうのもありです。
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