2022年10月07日
ことしも残すところ約2か月…。卒業後の進路を決めた学生も9割近くに上っています。
ただ、まだまだ就職活動を続けるぞ、という人もいると思います。焦らず、自分の納得のいく企業を探していきましょう。
※以下、リクルート「就職プロセス調査(2023年卒)」より
リクルートの調査によると、10月1日時点の就職内定率は93.8%。9月と比べ3ポイント増えました。
去年の同じ時期よりも1.4ポイント高くなっていますが、おおむねコロナ禍前の水準だということです。
一方で今も就職活動を続けている学生は9.3%。
リクルート就職みらい研究所の栗田貴祥所長は、まだまだ募集を行っている企業も多くあるので、自分の納得のいく企業が見つかるまで諦めずに就職活動を続けていきましょうとエールを贈っています。
リクルート就職みらい研究所 栗田貴祥所長
内定式が終わった企業もあるが、採用人数が足りていない企業もまだまだある。キャリアセンターなどに相談して、諦めずに相性があう企業を見つけてほしいです。
これまでの就活でうまくいった点・いかなかった点を客観的に振り返ることも大切ですね。
家族や友人など、周りの親しい人たちに相談してみるのもお勧めです。なかなか自分1人では発見できない、思わぬ気付きがあるかもしれませんよ。
また10月1日時点で進路を確定させた学生の割合は87.1%。
「民間企業の就職先が確定している」と答えた学生の割合が最も高くて69.6%。
このほか「進学先が確定している」が6.9%、「公務員の就職先が確定している」が5.1%でした。
一方「まだ確定している進路はない」とした学生は12.9%。
1割強の学生が引き続き自分の進むべき道を模索しています。
10月には内定式が行われた企業も多く、参加した学生からは期待と不安が入り交じった声が聞かれました。
▽「たまに違う道にしておけばよかったと思うことはあるが、内定式を終えるとここでとりあえず頑張ろうという気持ちになった」(文系・女性)
▽「就職活動がゴールではないことを実感してきた」(文系・女性)
▽「この進路で本当にいいのかと考えることが増えた」(理系・女性)
就活はゴールではない…という声がありますが、まさしく、そのとおりです。
進路が決まっている人も、まだ決まっていない人も、自分のキャリアを築き上げていくのはこれから。
目標をしっかりと立てて、自分のペースで目指すべき道を歩んでいきましょう。
※対象:2023年卒業予定の大学生 期間:2022年10月1日~3日 有効回答:1133人
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