アメリカの中間選挙で接戦が続く南部ジョージア州。
民主党の候補者の集会を取材していると、会場の外でたくさんの缶バッジを売っている男性に出会いました。
ニューヨーク州出身のスタン・シンバーグさん(70)。
民主党と共和党の勢力がきっ抗し選挙のたびに結果が変わる「スイング・ステート」など、接戦となっている州を車で回りながら手作りの缶バッチを売っているといいます。
1つ4ドルで販売している缶バッジは数十種類。
デザインやキャッチコピーもすべて自分で考えています。
シンバーグさんが各地を回り始めたのは2年前の大統領選挙の時から。
トランプ政権時代に深まった“分断”が少しでも解消するような世の中になってほしいと、缶バッジに目をとめてくれた人と直接話し、民主党への支持を訴えているそうです。
この日も集会に訪れた人たちが缶バッジを見ようと足をとめたり、実際に買ったりする姿が見られました。
次はペンシルベニア州に向かうと話していたシンバーグさん。
“民主主義を守る”というシンバーグさんの旅は続きます。