中西部オハイオ州での取材を終えた、帰りの空港。
店の入り口の目立つところで、こんなTシャツが売られていました。

「ビールはガソリンよりも安い。運転せずに、飲め!」
こちらのフレーズ。もともとは「飲んだら乗るな」を意味する「Don’t Drink and Drive」をもじって「Drink. Don’t Drive」とすることで、「運転せずに、飲め!」という意味にしています。
ただ、記録的なインフレが続くアメリカでは、あらゆるものが値上がりしています。
首都ワシントンにあるレストランでは、ガソリンを35ドル以上購入したレシートを持参すると「前菜を無料で提供」というサービスが行われていました。

アメリカは地ビールが豊富なので、時間があれば楽しみたいとも思っていたのですが、気軽に入るような店でもビールは日本円で1杯1000円ほど。
記録的なインフレだけでなく円安もあり、日本から来た私にとっては「ビールはガソリンよりも安い」とはなかなか思えませんでした。