11月8日に行われるアメリカの中間選挙。
注目される選挙戦の1つが接戦となっている南部ジョージア州の上院議員選挙です。
9月末、トランプ前大統領が推す共和党の候補ハーシェル・ウォーカー氏の集会を訪れました。
アメリカンフットボールの元スーパースター選手で高い知名度があるウォーカー氏。
集会では多くの人が列をつくり、一緒に記念写真を撮っていました。

ただ、現地メディアはウォーカー氏の私生活をめぐるスキャンダルを連日、大きく取り上げています。
元妻へのDV疑惑に加え、中絶反対を訴えながら、元交際相手に中絶をさせていたのではないかといった問題もSNSなどで炎上し、民主党陣営から厳しく批判されています。
集会後、ウォーカー氏に話を聞くと。

「それ以外に話すことがないからだろう。われわれは(民主党に)2年与えたが、この経済だ。ジョージア州の有権者は声を上げるだろう」と気にするそぶりは見せませんでした。
果たして、結果はどうなるのか。
ジョージア州の上院議員選挙、10月5日時点の各種世論調査の平均で、
▼民主党の現職ワーノック氏が支持率48.0%
▼ウォーカー氏は支持率44.2%と激しい競り合いを演じています。