仙台 3月25日夜から酒類提供飲食店に時短要請
問い合わせ相次ぐ

2021年3月25日

宮城県内で新型コロナウイルスの感染が急速に拡大するなか、3月25日夜から仙台市内の酒類を提供する飲食店などへの営業時間の短縮要請が始まります。県が設置したコールセンターには、事業者からの問い合わせが相次いでいます。

宮城県内では3月24日、過去最多の171人の感染確認が発表され、3月24日までの直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は33.30人と、全国で最も高くなっています。

こうした状況を受け、宮城県と仙台市は3月25日夜から、仙台市内の酒類を提供する飲食店などへの、営業時間の短縮要請を行います。

対象となるのは仙台市内全域のカラオケ店を含む酒類を提供する飲食店や接待を伴う飲食店など、およそ1万の店舗で期間は3月25日午後9時から4月12日の午前5時までです。

この期間は営業を午後9時までに終えるように求めています。

要請に応じた事業者には、県から1日当たり4万円の協力金が支払われるほか、仙台市から減収の金額に応じて最大で120万円の支援金が支給されます。

県が県庁内に設けたコールセンターには、事業者からの問い合わせが相次いでいます。

県によりますと、開設された3月22日から25日午後2時までに827件の電話が寄せられているということです。

コールセンターの番号は022-211-2332で、午前9時から午後5時まで受け付けています。