首都圏 1都3県知事
「徹底した外出自粛求める」
共同メッセージ

2021年1月15日

首都圏の1都3県の知事は、緊急事態宣言下でも各地で人出が減らず、このままではさらに強い措置も必要になるとして、生活に必要な場合を除く徹底した外出自粛を求めるメッセージを出しました。

東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の知事は、オンラインで新型コロナウイルス対策について協議しました。

この中で知事らは、緊急事態宣言が出されてから1週間がたった今も、各地で人出が減らず、十分に人の流れが抑制されていないという認識で一致しました。

そのうえで、このままではさらに強い措置も必要になるとして、都民や県民に対し「生活に必要な場合を除く徹底した外出自粛を求める」とする共同メッセージを出しました。

また知事らは、感染拡大が収まっておらず、さらに実効性のある対策が必要だとして、特措法と感染症法の改正に関する国への要望をまとめました。

この中では、
▼知事が行う要請や指示に立ち入り検査や罰則の規定を設けるほか、
▼保健所が行う積極的疫学調査への協力義務を設けること、
▼病床の確保に向けて、知事が医療機関に対して法律に基づいた協力を依頼できるようにすること、
などを求めています。