2020年12月23日
年末年始を前に、首都圏との往来が多い山梨、長野、新潟、静岡の4県の知事らが、感染拡大地域への帰省やふだん顔を合わせていない人との会食について慎重に検討するよう求める共同メッセージを出しました。
首都圏との往来が多い山梨、長野、新潟、静岡の4県の知事や副知事が12月23日、緊急のオンライン会議を開き、年末年始を前に共同メッセージを発表しました。
このなかで、
▽感染拡大地域への旅行や帰省は慎重に検討することや、
▽帰省するかどうか事前に家族で相談すること、
それに、
▽体調が悪い場合は帰省を控えることなどを求めています。
また、
▽ふだん顔を合わせていない人との会食についても、慎重に検討するよう求めたうえで、
▽会食する場合でも、その前後に手や指を消毒することなどを呼びかけています。
この共同メッセージは、それぞれの県のホームページに掲載するなどして周知するということです。
会議に出席した山梨県の若林副知事は「年末年始は医療機関のひっ迫を回避するためにも、感染拡大防止の意識を持って行動してほしい」と話していました。