沖縄県 那覇市などの時短要請
2週間延長 対象地域も拡大へ

2020年12月23日

沖縄県は、年末年始も新型コロナウイルスの感染対策を強化する必要があるとして、那覇市、浦添市、沖縄市の飲食店などに要請している、営業時間の短縮の期間を、2021年1月11日まで2週間延長したうえで、新たに名護市と宜野湾市を対象地域に加えることを決めました。

沖縄県は12月23日午前、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、人が集まる機会が多い年末年始に向けた具体的な対策を決定しました。

それによりますと、すべての飲食店などを対象に営業時間の短縮を要請している那覇市、浦添市、沖縄市では、飲食店での感染が減少傾向にあるものの、医療提供体制がひっ迫している状況は続いているとして、12月28日までだった要請期間を、2021年1月11日まで2週間延長します。

また、名護市と宜野湾市で飲食店での感染が相次いでいるとして、12月25日から2021年1月11日までの18日間、新たに営業時間の短縮を要請する対象地域に加えます。

延長された期間と、新たに対象になった地域の事業者に対しては、これまでどおり、協力金を支給するということです。

沖縄県の玉城知事は12月23日午後、記者会見を開いて、こうした対応について説明することにしています。