京都府 西脇知事「緊急事態宣言」
感染状況注視し要請を議論

2021年4月19日

大阪府の吉村知事が緊急事態宣言の発出を国に要請する考えを示したことについて、京都府の西脇知事は記者団に対し、感染状況などを注視したうえで今週中に対策本部会議を開き、京都府として宣言の発出を要請するかどうか議論したいという考えを示しました。

この中で西脇知事は、京都府内の感染状況について「感染者数は4月19日の時点で1週間平均で1日当たり100人を超え、医療の提供体制も厳しい状況があると認識している」と述べました。

そして、大阪府の吉村知事から緊急事態宣言の発出を国に要請することについて、連絡を受けたことを明らかにし「京都府は、まん延防止等重点措置が大阪や兵庫より1週間あとに適用されていて、その効果を見極めたい。また、緊急事態宣言に伴う措置の内容や効果がまだよく分からず、感染状況も見ていきたい」と述べました。

そのうえで、大型連休に向けた対策を検討するため、今週の半ば以降に新型コロナの対策本部会議を開き、京都府として緊急事態宣言の発出を要請するかどうか議論したいという考えを示しました。