東京都「まん延防止等重点措置」
政府に要請 感染拡大受け

2021年4月8日

東京都は、今後、急速な感染拡大が懸念されるなどとして、政府に対して「まん延防止等重点措置」を適用するよう要請しました。

都内では、感染確認の増加が続いているほか、感染力が強いとされる変異したウイルスの確認も相次いでいます。

都内の感染状況などを評価・分析する都の専門家は、4月8日の会議で、今後、爆発的な感染の拡大が危惧されるなどと強い懸念を示しました。

こうした状況をうけて都は4月8日、政府に対して「まん延防止等重点措置」を適用するよう要請しました。

小池知事は「厳しい状況にあることを認識しつつ、危機管理の観点から、国に対して、重点措置の適用を要請した」と話しました。

都としては、重点措置の適用によって急速な感染拡大を避けたい考えで、今後、飲食店などに営業時間の短縮要請を行う対象地域などについて検討を急ぐことにしています。