時短営業に協力の店
都内の繁華街で約95%
都職員が目視で確認

2021年1月20日

午後8時までの営業時間の短縮の要請にどれくらいの飲食店などが応じているかについて、東京都の職員が都内の繁華街で目視で確認した結果、およそ95%が午後8時以降は営業していなかったと都が明らかにしました。

東京都は、緊急事態宣言を受けて今月8日から飲食店や喫茶店、カラオケ店、バーなどに営業時間を午後8時までに短縮するよう要請しています。

要請に応じている店がどれくらいあるか調べるため、都は18日と19日の夜に新宿、渋谷、池袋、新橋、吉祥寺、立川の6か所の繁華街に職員を出して目視で確認しました。

その結果、2日間で調査した2027店舗のうち、およそ95%にあたる1927の店が午後8時以降は営業していなかったということです。

地域別にみると午後8時以降に閉店していた店は
▽立川市がおよそ98%と最も高く
▽新橋と吉祥寺がおよそ96%
▽新宿がおよそ95%
▽池袋がおよそ94%
▽渋谷がおよそ93%でした。

ただ、この調査は店の外から目視で確認しているもので、店への聞き取りは行っていないということです。

都では調査を当面は毎日続け、結果を随時、ホームページで公表するとしています。