東京都内 新型コロナ
感染減も10歳未満が多い状態続く

2022年3月15日

新規陽性者が減少するなか、東京都内では「10歳未満」の子どもの感染が年代別で最も多い状態が続いています。

3月に入って3月14日までの都内の新規陽性者、13万3166人を年代別にみると「10歳未満」が最も多い2万5242人で、全体の19.0%を占めています。

13.2%の「10代」を合わせると、3月は新規陽性者のおよそ3人に1人が20歳未満となっています。

都内の新規陽性者は減少していますが、大人と比べて子どもは減少のスピードが遅く、全体に占める割合が高くなっています。

第6波で都内の7日間平均がピークとなった2月8日時点と、3月14日時点を比較すると年代別では
▽20代が38.8%
▽30代は43.7%と、ピーク時の4割前後まで減っています。

また
▽65歳以上の高齢者は32.3%と、およそ3割まで減少しました。

これに対し
▽10歳未満は3月14日時点で63.5%
▽10代は57.5%で、減少はしているもののピーク時の6割前後にとどまっています。