東京都 オミクロン株 7日間平均で約150人
病床約7000床確保へ

2022年1月7日

東京都は新型コロナの変異ウイルスオミクロン株の新規陽性者の1月6日までの7日間平均が推計でおよそ150人になったと明らかにしました。100人以上となったことから、事前に決めていた緊急対応の方針に従い、都内の病床を最大で確保できるとしている7000床近くまで一気に引き上げることになりました。

これは、1月7日夕方開かれた、都の対策本部会議で示されました。

それよりますと、都内でオミクロン株の新規陽性者の7日間平均が推計で6日までに150.2人になったということです。

7日間平均が100人以上となったことから都は、事前に決めていたオミクロン株への緊急対応の方針に従い、新型コロナ患者向けの病床数を一気に引き上げることになりました。

具体的的には、現在の4839床から、都内で最大で確保できるとしている6891床まで2000床程度、引き上げます。

6891床のうち、重症患者向けは今より157床多い510床です。

都は、速やかに都内の医療機関に病床の確保を要請するということです。

さらに、オミクロン株に感染した軽症や無症状の患者を受け入れるため、宿泊療養施設の部屋の数を、現在の6200室余りから、今後、1万1000室まで増やします。

これによって、消毒が必要な部屋などを除き、受け入れが可能な数は、今の4200室から7900室に拡大するということです。