小池都知事 オミクロン株感染者対応
自宅療養などに切り替えへ

2022年1月5日

東京都の小池知事は1月5日夜、都庁で記者団に対し、国の通知を踏まえ、オミクロン株の感染者全員に入院を要請している今の対応を自宅での療養などに切り替える考えを明らかにしました。

この中で小池知事は、「オミクロン株の急激な陽性者の増加は、大変、危機感を持っている。あす、モニタリング会議を開き、都としての対応を議論のうえ考えていきたい」と述べました。

そして、「国で、入退院についての考え方を変えることを受け、都として、中等症に匹敵するなど以外の方々については、宿泊療養や自宅療養という対応をしていきたい」と述べ、オミクロン株の感染者全員に入院を要請しているいまの対応を、自宅での療養などに切り替える考えを明らかにしました。

また、小池知事は「現段階では、まん延防止等重点措置の国への要請は考えていない」と述べました。

そのうえで「総合的にしっかりと対応していくことが、都民の安心につながる。基本的な感染防止対策を徹底して頂きたい」と述べ、マスクの着用や手洗い、換気といった対策の徹底を重ねて呼びかけました。