新型コロナ 国内の感染確認
累計1000万人超える

2022年7月14日

国内でこれまでに新型コロナウイルスへの感染が確認された人が7月14日、累計で1000万人を超えました。
このうち8割以上が2022年に入ってから報告された感染者となります。

2022年1月1日の時点では累計の感染者数はおよそ173万人でした。

累計感染者数 オミクロン株拡大で急増

日本国内で初めて新型コロナウイルスへの感染者が確認、報告されたのは、2020年1月16日で、中国の武漢に渡航していた神奈川県に住む30代の男性が肺炎の症状を訴えたケースでした。

その後、国内で感染拡大が起き、
▽初めて緊急事態宣言が出された2020年春の「第1波」、
▽2020年夏の「第2波」、
▽2020年の年末から2021年初めにかけて首都圏などを中心に拡大した「第3波」、
そして、
▽2021年3月には変異ウイルス「アルファ株」による「第4波」が起こり、
▽2021年夏の「第5波」では「デルタ株」が広がり、2021年8月6日、国内の累計感染者数が100万人を超えました。

2022年に入ると、「オミクロン株」の拡大で、これまで以上に早いペースで感染者数が増え、累計の感染者数は
▽2022年1月20日に200万人を超えたあと、
▽2月3日に300万人、
▽2月15日に400万人、
▽2月28日に500万人、
▽3月18日に600万人、
▽4月9日に700万人、
▽5月5日に800万人、
▽6月9日に900万人、
そして7月14日に1000万人を超えました。

国内で累計の感染者数が100万人を超えるまでに1年7か月近くかかりましたが、
▽100万人から200万人になるにはおよそ5か月半、
▽200万人から300万人になるのに2週間、
▽300万人から400万人になるまでは12日間と次第にペースが早くなっていました。

「第6波」のピークを過ぎた2022年4月以降も、20日間から40日間ほどの間に、100万人ずつのペースで増えています。

累計の感染者数の1000万人余りのうち、8割以上に当たる820万人以上が、オミクロン株が広がった2022年1月以降に集中しています。

世界の国別累計感染者数は

一方、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、7月14日の時点で、
▽アメリカで8922万人、
▽インドで4368万人、
▽ブラジルで3307万人、
▽フランスで3288万人、
▽ドイツで2946万人、
▽イギリスで2328万人、
▽イタリアで1977万人、
▽韓国で1864万人、
▽ロシアで1820万人などとなっていて、
いずれの国でもオミクロン株が広がってから感染拡大のペースが早くなっています。