2022年10月19日
韓国政府は、2020年から停止していた日本からのビザなしの渡航を11月、全面的に再開すると発表し、日韓両国の往来の回復に弾みがつきそうです。
韓国政府は10月19日、新型コロナウイルスの流入の防止や相互主義を理由に、日本など8つの国と地域に対して停止していたビザなしの渡航について、11月1日から全面的に再開すると発表しました。
日本から韓国へのビザなし渡航は、2020年3月9日から停止されていましたが、2022年8月上旬、外国人観光客の増加を促すためとして、8月末までの期間限定で認められ、その後、10月末まで延長されていました。
韓国から日本への入国は、10月11日の水際対策の緩和により、すでにビザなしでの訪問が始まっています。
今回の再開により、両国のビザなし渡航の停止は、およそ2年7か月ぶりに撤廃されることになります。
日韓の往来をめぐっては、羽田空港とソウル近郊のキンポ（金浦）空港を結ぶ便が、10月30日から現在の週28往復の2倍に当たる週56往復に増便される予定で、ビザなし渡航の再開により往来の回復に弾みがつきそうです。