東京都 10月25日以降
認証受けた飲食店の時間制限なくす方針

2021年10月20日

東京都は、感染状況などの改善を受けて今の「リバウンド防止措置期間」が終わったあとの10月25日以降、都の認証を受けた飲食店に対する要請を解除し、酒の提供時間や営業時間の制限をなくす方針です。

都内 入院患者数は10月19日時点で第5波ピーク時の「約14分の1」

都は、緊急事態宣言の解除後、10月24日までを「リバウンド防止措置期間」と位置づけ、感染対策の徹底の認証を都から受けた飲食店には、酒の提供を午後8時まで可能とし、営業時間は午後9時までとするよう要請しています。

この間、都内では新規陽性者の減少が続いていて、10月19日まで3日連続で50人を下回り、2021年最も少ない水準となったほか、入院患者も10月19日時点で第5波のピーク時のおよそ14分の1に減りました。

関係者によりますと都は、こうした状況をうけて、措置期間が終わったあとの10月25日以降、認証を受けた店に対する要請を解除し、酒の提供時間や営業時間の制限をなくす方針です。

都の認証を受ける店は増えていて、10月15日の時点で10万2000店余りと都内全体のおよそ85%に上り、多くの店で通常営業ができるようになります。

一方認証を受けていない店に対しては、現在、酒の提供の自粛を求めていますが、こうした要請をやめ午後9時まで提供を可能とする緩和を行う方針です。