大阪府 吉村知事「まん延防止」
3週間程度延長を政府に要請

2022年2月28日

3月6日が期限となっている、まん延防止等重点措置について、大阪府は病床のひっ迫が続いているなどとして、2月28日夜、政府に対し、措置の延長を要請しました。

大阪などに出されている、まん延防止等重点措置は、3月6日が期限となっています。

これについて、吉村知事は、2月28日、記者団に対し、「感染者数は少し減少傾向にあると思うが、病床のひっ迫は非常に厳しい状態が続いている」と述べ、政府に対し3週間程度延長するよう要請する考えを明らかにしました。

これに関連して、吉村知事は、府内の65歳以上の高齢者のうち、2月27日までに3回目のワクチン接種を終えた人の割合は46.7%にとどまっている一方、今のペースで接種が進めば、3月の20日頃には80%ほどに達し、希望する高齢者の接種が、ほぼ完了する見通しであることを明らかにしました。

そのうえで、「措置の延長期間中に高齢者のワクチン接種を完了することができるので、高齢者を守る観点からも延長をお願いすべきだ」と述べました。

これを受けて、大阪府は、持ち回りの対策本部会議を開いた上で、2月28日夜、政府に対し、措置の延長を要請しました。