“まん延防止等重点措置 適用早期検討すべき“
日本医師会会長

2021年3月24日

新型コロナウイルスの感染の再拡大を防ぐため、日本医師会の中川会長は改正特別措置法で新たに設けられた「まん延防止等重点措置」の適用を早期に検討すべきだという考えを重ねて示しました。

日本医師会の中川会長は記者会見で、直近の全国の感染状況について「このままではリバウンドの強い懸念がある。リバウンドによる第4波を防ぐために感染状況を冷静に見極め、先手先手、早め早めの強い対策を打たなければならない」と危機感を示しました。

そのうえで「早い時点で『まん延防止等重点措置』の適用の検討を始めるべきで、打つべき手は早ければ早いほど有効だ」と述べ、措置の適用を早期に検討すべきだという考えを重ねて示しました。

さらに宮城県などでの感染拡大について、「地方の感染者の急増は非常に心配している。ちょっとした緩みでこれだけの感染者数が出ると教訓にしなければならず、変異株の関与がかなり出ているのではないか」と述べました。