自宅療養者
前週の2倍に増加(4日時点)

2021年8月7日

新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している人は8月4日時点で全国でおよそ4万5000人と前の週の2倍余り、1か月前の11倍余りに増えたことが厚生労働省のまとめでわかりました。

厚生労働省は都道府県ごとの病床の使用率や患者の療養先について最新の状況をまとめました。

それによりますと、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は8月4日時点で全国で4万5257人で、前の週の2倍余り、1か月近く前の7月7日時点と比べると11倍余りに増えています。

▽東京都では1万4766人と前の週の2倍、
▽大阪府では3888人で前の週の2倍余り、
▽愛知県は988人で前の週のおよそ2倍、
▽福岡県では1550人で前の週の4倍に増加しています。

8月8日から「まん延防止等重点措置」の適用地域に加えられることになった
▽栃木県は617人と前の週の14倍、
▽福島県は145人と前の週の24倍に急増しました。

ホテルなどの宿泊施設で療養している人は全国で1万3071人で、前の週の1.5倍に増えています。

また、入院が必要と判断されたものの受け入れ先を調整中の人は全国で838人で、前の週より200人余り増え、1か月近く前と比べると7倍以上となっています。

▽兵庫県では237人と前の週の4倍近く、
▽熊本県では73人と前の週の3倍近くに増加しました。