愛知 岐阜 両県知事
速やかな緊急事態宣言の
発出要請を確認

2021年1月12日

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東海3県の知事がオンラインで会議を開き、愛知県の大村知事と岐阜県の古田知事は、国に対して、愛知・岐阜の両県を対象に速やかに緊急事態宣言を出すよう要請することを確認しました。

愛知・岐阜・三重の3県の知事は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、1月12日午後、オンラインで会議を開きました。

この中で、岐阜県の古田知事は「岐阜県と愛知県の感染状況は、すでに緊急事態宣言が発令されている地域に迫る高い水準だと認識している。緊急事態宣言の発令を国に要請したい」と述べました。

また、愛知県の大村知事は「愛知県内でも、医療体制が大変厳しい状況であり、特に名古屋市内は極めてひっ迫している。緊急事態宣言の発出を要請せざるをえない状況だ」と述べました。

そして、大村知事と古田知事は、国に対して、愛知・岐阜の両県を対象に速やかに特別措置法に基づく緊急事態宣言を出すよう要請することを確認しました。

一方、三重県の鈴木知事は「愛知県と岐阜県とは水準が異なるが、両県に緊急事態宣言が発令された場合には、独自の『緊急警戒宣言』を発令し、3県で面的に感染拡大を抑え込みたい」と述べました。