コロナ禍の生活長期化
子どもへの影響 “対策講じる“ 厚労相

2022年3月12日

コロナ禍の生活が長期化することによる子どもへの影響について、後藤厚生労働大臣は、子どもの年齢に応じた成長を支援することは重要だとして必要な対策を講じていく考えを示しました。

コロナ禍の生活でマスクの着用などが長期化することによる子どもへの影響について、後藤厚生労働大臣は参議院予算委員会で「令和2年度の厚生労働省の調査研究で全国の乳幼児健診の担当者にアンケート調査を行ったところ、親子の心身の健康や親子関係の変化、子どもの発達の遅れや生活習慣の乱れなどが報告されている」と明らかにしました。

そのうえで「相手の表情を読み取る力など、子どもたちの年齢に応じた健やかな成長を支援することは非常に重要だ」と述べ、引き続き調査を実施し、必要な対策を講じていく考えを示しました。

また、佐藤厚生労働副大臣は、コロナ禍で子どもがゲームで遊ぶ時間が増えているとして「日常生活に支障を来す状態にならないよう実態を注視することが極めて重要だ。知見の集積や対応方法などの研究を推進していく」と述べました。