東京 葛飾区
満12歳小学6年生から中学生にワクチン優先接種へ

2021年9月6日

新型コロナウイルスに感染する子どもが増える中、東京・葛飾区は接種可能な年齢に達している区内の小中学生を対象に、ワクチンの優先接種を行うことを決めました。

葛飾区が今回、ワクチンの優先接種を行うのは、区内に住民票がある満12歳の小学6年生から中学3年生までの接種を希望する子どもで、同伴する保護者も1名に限って同時に接種することができます。

使用するのはモデルナのワクチンで、9月11日から26日の間の休日に、区の集団接種会場や地元の信用金庫の職域接種の会場で接種を受けることができるということです。

区は2000人分の予約枠を設ける予定で、中学2年生と3年生については9月7日から、小学6年生と中学1年生については9月8日から、コールセンターやファックスで受け付けを始めます。

葛飾区は「これまでにも『夏休み中に接種したいのに予約がとれない』という声が寄せられていた。新学期も始まる中、子どもたちを感染から守り、安心材料の一つにしてもらうためにも、希望する子どもたちが接種できるよう調整していきたい」と話しています。

また、東京・江戸川区も12歳から29歳までの若い世代を対象に、9月11日に優先的に接種の予約を受け付けることにしていて、およそ1万人分の予約枠を設けるということです。