日本代表フィギュアスケート

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

羽生結弦 はにゅう・ゆづる

【生年月日】1994/12/7

【出身地】宮城県

プロフィール

羽生結弦選手は、宮城県出身の27歳。4歳からスケートを始め、東日本大震災では、練習拠点としていた仙台市のリンクが使えなくなりましたが、国内各地でアイスショーに参加しながら練習を続けました。2011年のシーズンにグランプリシリーズの大会で初優勝、世界選手権で3位に入りました。その後、拠点をカナダに移しブライアン・オーサーコーチのもとで力をつけ、2012年のシーズンには全日本選手権で初優勝。翌年のシーズンは、グランプリファイナルで初優勝を果たし、ソチオリンピックでは、19歳で、日本の男子シングルで初となる金メダルを獲得しました。その後、世界で初めてショートプログラムとフリーの合計で300点越えを果たし、2016年のシーズンにはグランプリファイナルで4連覇、世界選手権では世界最高得点を更新して優勝しました。ピョンチャンオリンピックを控えた2017年のシーズンはNHK杯での練習中に右足首のじん帯を損傷しましたが、オリンピック本番では質の高い演技を見せて、男子シングルで66年ぶりの連覇を果たしました。ピョンチャンオリンピックの後は世界でまだ誰も成功していない4回転半ジャンプに取り組む一方、2020年2月の四大陸選手権で初優勝し、オリンピック、世界選手権、グランプリファイナルに続き主要な国際大会を制しました。2020-21年シーズンは、新型コロナウイルスの影響などからグランプリシリーズを欠場しましたが、2020年12月の全日本選手権は5年ぶり5回目の優勝を果たしました。2021年3月の世界選手権は、前半のショートプログラムでトップに立ったものの、後半のフリーで逆転され3位。2021-22年シーズンは新型コロナウイルスの影響で練習拠点を置くカナダには渡航せず、国内で練習を続けました。ケガのためグランプリシリーズは欠場したものの、シーズン初戦となった代表選考会を兼ねた全日本選手権で優勝し、北京への切符をつかみとりました。

フィギュアスケートのニュース

ニュースが入りしだいお伝えします