日本代表スキーノルディック複合

北京オリンピック・パラリンピック日本代表選手のプロフィールを競技別にお伝えします。

渡部暁斗 わたべ・あきと

【生年月日】1988/5/26

【出身地】長野県

プロフィール

渡部暁斗選手は、長野県出身の33歳。オリンピックはトリノ大会から5大会連続、5回目の出場です。1998年に地元で行われた長野オリンピックのジャンプ団体で日本の金メダル獲得の瞬間を見たことをきっかけに9歳でスキーを始めました。中学生の時からノルディック複合競技に本格的に取り組み、すぐに頭角を現しました。高校生の時にオリンピック初出場を果たしたあとは、ソチ大会、ピョンチャン大会と2大会連続で銀メダルを獲得した日本のエースです。ジャンプとクロスカントリーのどちらも世界トップクラスの実力があり、大きな弱点がないのが強みで、特にジャンプでは圧倒的な飛距離を生み出す力があります。2005-06年シーズンのワールドカップに初めて出場して以降、2011年から2012年のシーズンに始まり、8シーズン連続で個人総合3位の成績を残しました。さらに2017年から2018年にかけて日本選手のシーズン最多勝利となる8勝を挙げ、荻原健司さん以来となる日本選手2人目の総合優勝を成し遂げました。2020-21年シーズンは1勝を挙げ、荻原さんが1996年2月に記録したワールドカップの日本選手最多優勝記録となる通算19勝に並びました。2021-22年シーズンは、得意のジャンプで飛距離を伸ばすことができず、一度も表彰台に立てていませんが、長年、強化に取り組んできたクロスカントリーでは好調を維持しています。3歳年下の弟・善斗選手も3大会連続でオリンピックに出場を決めています。またピョンチャン大会に女子ハーフパイプで出場した妻・由梨恵さんとの間に2020年11月に第一子となる男の子が誕生し、さらなる飛躍を誓っています。

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