1年間でどれだけ自分が強くなれるかというのを毎日考えている

野口啓代

スポーツクライミング

スポーツクライミングで東京オリンピック代表に内定している野口啓代。東京大会を最後に現役引退を決めている。 新型コロナウイルスの影響で大会が中止になり活動が制限されてからは、茨城県の実家に完成した3種目すべての壁がそろう練習場でトレーニングを続けている。

「オリンピックは延期されたが、もう1年間、競技生活としてこの壁で練習できることをうれしく思って、わりとすぐにポジティブに受け止められた。」

実家でトレーニングに集中する日々。野口は、課題としている「スピード」種目に取り組むなど、自身のさらなる成長に意欲を示していた。

「毎日のように自分の力はまだまだだと実感させられている。いただいた1年間でどれだけ自分が強くなれるかというのを毎日考えている。」

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