勝てるという自信が一番の勝因

リーチ マイケル

ラグビー

背中でチームメートを鼓舞した。
2019年9月28日に行われたワールドカップ1次リーグ第2戦。
相手は優勝候補の一角、アイルランドだった。
3対12とリードされる中、リーチはケガのマフィに替わって途中出場。
相手の連続攻撃を、体を張ったタックルで食い止め、歴史的な勝利を呼び込んだ。

「勝ちたいというメンタリティーと、勝てるという自信が一番の勝因だった」

リーチは、15歳の時に札幌の高校に留学。大学、社会人と日本で過ごして日本国籍を取得した。

「日本のラグビーは弱いというイメージを変える」

そう強く思い続けてきた。
10月20日、準々決勝の南アフリカ戦に敗れ、グラウンドで円陣を組んだ日本代表。
リーチは仲間に語り掛けた。

「下を向く時間はない。胸を張ろう。
このチームを作り、キャプテンをできたことを誇りに思う」

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