ジョージア州(南部)

ジョージア州は人口がおよそ1000万、16人の選挙人が割り当てられています。人口の30%余りを黒人が占めています。名作「風と共に去りぬ」の舞台として知られているほか、公民権運動の指導者、キング牧師の出身地でもあります。

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州都アトランタとその近郊に大手清涼飲料水メーカーや航空会社などの大企業が本社を置いていることから、アメリカ南部の経済の中心地となっています。このため、アトランタの国際空港は、世界で最も乗降客数が多い空港として利用されています。また、ジョージア州には全米有数の規模の港があるほか、全米各地への鉄道網も整備されていることから物流の拠点となっていて、日系企業の事業所などは500か所以上に上ります。

大統領選挙では1996年以降は、共和党の候補が勝利していますが、アトランタなど都市部では民主党の支持者も多くなっています。このため、今回の選挙では各種の世論調査の平均値で共和党のトランプ候補が優位に立っていますが、10月中旬以降、民主党のクリントン候補も支持率を伸ばし、接戦となっています。

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