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第3回テレビ討論会(日本語訳全文)

司会者:こんばんは。ネバダ大学ラスベガス校のトーマス&マック・センターからお送りしています。私はフォックス・ニュースのクリス・ウォーレスです。ヒラリー・クリントン国務長官とドナルド・J・トランプさんの2016年大統領候補者討論会、最終回の第3回へようこそ。

この討論会は大統領選挙討論会委員会が主催しています。委員会はフォーマットを作成しました。約15分のセグメントが6つ、それぞれ最初の質問に対して2分間で回答し、その後はセグメントの終わりまでオープン・ディスカッションになります。両候補者の選挙運動本部がこのルールに同意しました。

事実を記録に残すために言いますと、トピックとそれぞれのトピックについての質問は私が決めたものであり、質問の内容は委員会や両候補の選挙運動本部には知らされていません。この会場にいる皆さんは、私たちが候補者たちの話に集中できるよう、声を出さないことに同意しています。歓声やブーイング、その他、さまたげになることは禁止です。候補者たちの話に集中できるようにするためです。

このため、音は出さないでください。しかし、ここでは、両候補を拍手でお迎えしたいと思います。アメリカ合衆国大統領の民主党候補、クリントン長官、そして、アメリカ合衆国大統領の共和党候補、トランプさんです。

(拍手)

最高裁判所

司会者:クリントン長官、トランプさん、ようこそ。さっそく始めましょう。最初のトピックは、最高裁判所です。

前回の討論会でも、お2人は裁判所について少し話をされましたが、これを掘り下げたいと思います。なぜなら次期大統領は、最低でも1回、場合によっては2回か3回、(最高裁判所の判事の)任命を行うことになるからです。それは実質的に今後四半世紀にわたる裁判所のバランスを決定することになります。

まず、今後、裁判所がこの国をどのような方向へ導くことを期待しますか?また、憲法をどのように解釈するべきかについて、どのようにお考えですか?建国者たちの言葉は、言葉どおりの意味でしょうか?それとも、これは生きている文書で、状況の変化に応じて柔軟に適用すべきものでしょうか?このセグメントでは、クリントン長官からお願いします。時間は2分です。

クリントン:どうもありがとう。主催していただいたUNLVにも感謝します。私たちが最高裁判所について話をするとき、選挙の重要な問題を提起することになると思います。すなわち、私たちは今後、どのような国になっていくか、市民にどのような機会を提供するか、アメリカ国民はどのような権利を持つかということです。

そして、私が強く感じるのは、最高裁判所は、有力な企業や裕福な個人ではなく、アメリカ国民の側に立つべきだということです。それが何を意味するかというと、私たちが必要としているのは、LGBTコミュニティを代表して立ち上がり、シチズンズ・ユナイテッドに「ノー」という最高裁判所です。この判決は、この国の選挙制度を弱体化させました。説明できない闇の資金が選挙制度に入ってくることを許すからです。

これらの問題や、今後、最高裁判所が審理することになるほかの問題について、私と対戦相手は、大きく異なる意見を持っています。しかし、この国の歴史において、現在、私たちにとって重要なのは、結婚の平等(に関する判決などを)を覆さないこと、ロー対ウェイドの判決を覆さないこと、シチズンズ・ユナイテッドに立ち向かうこと、職場の人々の権利のために立ち上がること、そして、「最高裁判所は私たち全員の代弁者である」と言うことだと私は考えています。

それが裁判所についての私の見方です。そして、私が裁判所に任命するのは、権力の持つ者に立ち向かい、アメリカ国民としての私たちの権利のために立ち上がるような人物です。

その機会を与えられることを私は楽しみにしています。上院がやるべきことをやり、オバマ大統領が送った候補者を承認することを期待します。本来、憲法はそのように機能すべきものです。大統領が指名し、上院は助言し、同意するかしないか、いずれにしてもプロセスを先に進めるべきです。

司会者:クリントン長官、ありがとうございます。トランプさん、同じ質問です。今後、裁判所がこの国をどのような方向へ導くことを期待しますか?また、憲法はどのように解釈するべきだと考えますか?

トランプ:まず、皆さんとご一緒できるのはうれしいことです。皆さん、ありがとうございます。最高裁判所、それが問題です。この国は、あまりにも…、正しい判事を選ぶことは、必須です。

最近、ギンズバーグ判事が、私と私が代表する膨大な数の、何百万人もの人々に対して、非常に不適切な発言をしました。そして、彼女は謝罪することを強いられました。そして、彼女は謝罪しました。しかし、そもそもあのような発言は、決してするべきではありませんでした。

私の意見では、私たちが必要としているのは憲法修正第2条を支持する最高裁判所です。すべての修正条項を支持するべきですが、何よりも攻撃にさらされている憲法修正第2条を支持するべきです。私の対戦相手がこの選挙戦に勝つようなことがあれば…、そのようなことは起こりえないと私は信じていますが…、憲法修正第2条は、今あるものを大幅に縮小したレプリカのようなものになると私は思います。しかし、これを支持することは絶対的に重要です。現在、深刻な危機にさらされているからです。

私が任命する判事たちは…、私は20人の名前を挙げましたが…、私が任命する判事たちは、妊娠中絶反対(プロライフ)の判事たちです。保守的な傾向がある人々です。憲法修正第2条を擁護する人々です。あらゆる判例を熟知し、大いに尊敬されている人々です。建国者たちが意図したとおりに憲法を解釈する人々です。これは非常に重要だと私は信じています。

自分が聞きたいような判決を下す判事を指名すべきではないと思います。憲法がすべてです。それが非常に重要です。意図されたとおりの憲法です。そのような人々を私は任命します。

司会者:トランプさん、ありがとうございます。これからオープン・ディスカッションの時間が10分ほどあります。あなたが任命する判事によって、この国の既存の法が変わる可能性のある2つの問題に集中したいと思います。最初はトランプさんのお話にあった銃の問題です。

クリントン長官、あなたは去年、こうおっしゃいました。「最高裁判所は、憲法修正第2条について、間違っている」。そして、実際に2008年のヘラー判決は、武器を所持する憲法に基づく権利はあるが、この権利には理にかなった制限があるという内容でした。これは判決を書いたアントニン・スカリア判事の言葉です。これのどこが間違っているのでしょうか?

クリントン:そうですね、第1に、私は憲法修正第2条を支持しています。私はアーカンソー州で18年のすばらしい年月を過ごしました。また、(上院議員として)アップステート・ニューヨークの代表を務めました。銃所持の伝統を理解し、尊重しています。これは建国の歴史にまでさかのぼるものです。

しかし同時に、理にかなった規制を実現することは可能であり、必要であると考えています。なぜなら、憲法修正第2条を擁護することは、銃を所持すべきでない人間が自分や自分を脅したり殺したりすること認めることではないからです。

私たちが何をすべきかについて考えるとき、毎年、銃によって死亡する人が3万3000人いることを考えます。私たちに必要なものは、包括的な経歴のチェックです。そして、オンラインの(銃器売買の)抜け穴、(個人が銃器を売買する)ガン・ショーの抜け穴を封じる必要があります。そのほかにも効果を発揮するような、理にかなった改革があると思います。これらはいかなる意味でも憲法修正第2条に抵触するものではありません。

先ほど、ヘラー判決のことをおっしゃいました。あなた(司会者)が引用した私の言葉は、あの裁判で裁判所が憲法修正第2条を適用した方法に賛成できないと言ったものです。なぜなら、コロンビア特別区が求めていたことは、幼児を銃器から守るために人々が安全な方法で銃器を保管することだったからです。この理にかなった規制を裁判所は認めませんでしたが、ほかの多くのものは認めてきました。ですから、人々の命を守ることと、憲法修正第2条を擁護することは、両立が難しい問題ではないと思います。

司会者:ここでトランプさんにうかがいます。二大政党提携の公開討論連合の呼びかけで、ここで問うべき質問について何百万人もの有権者が投票しましたが、これは最上位の質問の1つでした。憲法修正第2条が守られることを保証するために何をするかという質問です。先ほど、クリントン長官の答えを聞きました。それを聞いて、規制については意見の違いがあっても、憲法修正第2条の武器を持つ権利を彼女は支持しているのだと納得しましたか?

トランプ:そうですね、コロンビア特別区対ヘラーの判決は、非常に強く…、彼女はそれについて非常に腹を立てていました。私は見ていました。あれが支持されて、彼女は本当に腹を立てていました。そして、スカリア判事はとても熱心でした。それは巧みに作り上げられた判決でした。しかし、ヒラリーはとても腹を立て、憤慨していました。憲法修正第2条を信じ、非常に強く信じている人は、彼女の言うことを聞いて、非常に腹を立てていました。

司会者:では、クリントン長官にうかがいます。あなたは非常に腹を立てていましたか?

クリントン:そうですね、私が腹を立てたのは、残念ながら、何十人もの幼児が銃でけがをしたり、ときには人を殺したりしているからです。なぜなら、残念ながら、弾丸を込めた銃を家に置いている人がみんな適切な安全策をとっていないからです。

しかし、私が憲法修正第2条を尊重していることは間違いありませんし、個人が武器を持つ権利はあると考えています。これは理にかなった、常識的な規制と両立が難しいことではありません。また、ドナルドがNRAによって強く支持されていることは理解しています。銃のロビー団体は彼の味方です。彼らは私に反対するために何百万ドルもの広告を流しています。それを私は残念に思います。なぜなら、私が希望しているのは、みんなが一致団結して、こう言うことだからです…、「もちろん私たちは憲法修正第2条を守り、擁護します。しかし同時に、毎年命を失う3万3000人もの命を守れるよう努力します」。

司会者:再びトランプさんにうかがいます。あなたは攻撃兵器や大容量のマガジン(弾倉)に対するあらゆる規制に反対しているからです。また、銃を携帯する権利を認める全国的な法を支持しています。それはなぜですか?

トランプ:先に進む前に、これだけ言わせてください。アメリカで最も厳しい銃規制法があるシカゴでは、どこよりもはるかに厳しいと言えると思いますが、ほかのどの都市よりも銃による暴力が多いのです。最も厳しい法律があるのに、途方もない数の銃による暴力があります。

私は憲法修正第2条を強く支持しています。そして、私は…、ヒラリーは皮肉を込めて言っていたのかもしれませんが、NRAの支持を得たことを私はとても誇りに思っています。NRAがこれほど早くから大統領候補を支持するのは初めてのことです。ですから、とても光栄に思っています。

私たちは判事を任命します…、これは憲法修正第2条を守る最善の方法です。私たちは憲法修正第2条への思い入れが非常に強い判事、憲法修正第2条を損ねない判事を任命します。

司会者:お2人を分かつ、もう1つの問題について話しましょう。今回の選挙で勝利する方は、これに劇的な影響を与える可能性があります。それは妊娠中絶の問題です。

トランプ:はい。

司会者:トランプさん、あなたはプロライフです。しかし、具体的にお聞かせください。あなたは、自分が任命する判事を含め、裁判所がロー対ウェイド判決を覆すことを希望しますか?これは女性の妊娠中絶の権利について述べています。

トランプ:それが起こるとすれば、私はプロライフであり、プロライフの判事を任命しますが、その問題は個々の州に戻されると思います。

司会者:しかし、具体的にうかがいたいのです。あなたが希望するのは…

トランプ:彼らがそれを覆せば、それは州に戻されます。

司会者:しかし、おうかがいしているのは、裁判所が覆すことを希望するかということで…、先ほど裁判所が憲法修正第2条を擁護することを希望するとおっしゃいましたが、裁判所がロー対ウェイド判決を覆すことを希望しますか?

トランプ:そうですね、私たちが新たに2人または3人の判事を選ぶなら、そういうことになります…、そうなります。それは私の意見では、自動的に起こることです。なぜなら私はプロライフの判事を裁判所に送るからです。これは言えます。これは州に戻されて、州が判断を下します。

司会者:クリントン長官?

クリントン:そうですね、私はロー対ウェイド判決を強く支持しています。これは女性が最も個人的で、多くの場合は想像しうるかぎり、最も困難な選択をする憲法上の権利を保証するものです。この場合は、ロー対ウェイド判決だけの問題ではありません。今、アメリカで起こっていることに関わる問題です。

非常に多くの州が、女性が選択する権利を妨げる非常に厳しい規制を行っています。これは米国家族計画連盟への資金援助を打ち切ることまで含みます。これはご存知のとおり、さまざまな癌のスクリーニングなどの援助を全国の女性に提供しています。

ドナルドは、米国家族計画連盟への資金援助の打ち切りを支持すると発言しています。米国家族計画連盟への資金援助を打ち切るために政府を停止することに賛成するとさえ言っています。私は米国家族計画連盟を支持します。私はロー対ウェイド判決を支持します。そして私は医療に関わる決定を自分で下す女性の権利を支持します。

司会者:クリントン長官…

クリントン:ようやくここまで前進した私たちが、これを覆すことはできません。そして、また、彼は女性が罰せられるべきだと言っています。妊娠中絶を受ける女性に対して何かしらの処罰があるべきだと言っています。このような考え方に私はこれ以上ないほど強く反対しています。

司会者:反論のチャンスは作りますが、クリントン長官にうかがいます。妊娠中絶の権利について、どこまで強く考えているかについて知りたいのです。胎児には憲法上の権利はないというあなたの言葉が引用されたこともあります。また、後期中絶、部分出産中絶の禁止法案に反対票を投じたこともあります。それはなぜですか?

クリントン:ロー対ウェイド判決は明記しているからです。母体の命と健康を考慮するかぎりにおいては、妊娠中絶に対する規制をすることは可能であると明言しているからです。上院議員として投票したときは、それが考慮されていないと考えたのです。

妊娠の終わりに直面する選択は、多くの場合、家族にとって最もつらく、悲痛なものです。妊娠の後期に、最悪の知らせを受けた女性たちと会いました。出産予定日まで妊娠を継続すれば母体の健康が危険にさらされること、あるいは、妊娠に関わる何か恐ろしいことが起こったか、明らかになったということです。このように、これ以上ないほど個人的な選択に合衆国政府が介入し、決断を下すべきではないと思います。ですから、体の命と健康を考慮するかぎりにおいては、規制することは可能です。

司会者:トランプさん、あなたのご意見は?とくに後期中絶、部分出産中絶についてお話しください。

トランプ:それは恐ろしいことだと思います。ヒラリーが言うとおりにしたら、赤ん坊が生まれる直前に、臨月に、母親の子宮からむしり取ることができるようになります。それでもいいとあなたは言うかもしれませんし、それでもいいとヒラリーは言うかもしれません。でも私は、それでもいいとは思いません。彼女の言うことを聞けば、彼女のしていることを見れば、彼女がどこにいたかを見れば、臨月の最後の日にも赤ん坊を子宮からむしり取ることができることになります。それは許されるべきではありません。

クリントン:そのようなことは起こりません。そのように人の恐怖をあおる弁論術を使うのは、ひどく残念なことです。私が出会った女性たち、私がこれまでの人生で知った女性たちと、あなたも会うべきです。女性にとって、その家族にとって、これほどつらい選択はありません。その選択を政府がするべきではないと私は思います。

私は光栄なことに、国を代表して世界中を旅する機会に恵まれて来ました。私が訪れた国の中には、かつて中国がしていたように、妊娠中絶を女性に強制する国もありました。また、かつてルーマニアがしていたように、出産することを女性に強制する国もありました。そして、これだけは言えます。女性が自分の信仰や医療的助言にしたがって家族とともに下す決断に、政府が口出しする筋合いではありません。私はその権利のために立ち上がります。

司会者:わかりました。でも簡潔にお願いします。別のセグメントに進みたいので…

トランプ:本当のところ、私が今言ったことをする権利は誰にもありません。出産の1日か2日か3日か4日前になって…、それはだれにもありません。

移民問題

司会者:わかりました。次に移民というテーマに進みましょう。移民の問題ほど2人を大きく分断している問題はないと言えます。実際、多くの問題でお2人の意見は分かれていますが。

トランプさん、あなたは壁を立てたいとおっしゃっています。クリントン長官、あなたは南の国境を守るための具体的な計画を提示されていません。トランプさん、あなたは大規模な国外追放を行おうと呼びかけています。クリントン長官、あなたは大統領としての最初の100日のうちに、市民権を得る方法を含む包括的な提案をするとおっしゃいました。質問は、自分が正しく、相手が間違っているのはなぜかということです。

トランプさん、このセグメントでは、あなたからお話しください。2分間でお願いします。

トランプ:そうですね、まず、彼女は恩赦を与えると言っています。これは最悪の事態ですし、何年も順番を待っている人に対して非常に不公平なことです。この国には強固な国境が必要です。

会場には、4人の母親が来ています。私が何年か前に知り合った、すばらしい人たちです。彼女たちの子どもは、違法に入国した人間によって残虐に殺されました。全国にはこのような母親や父親や親戚が何千人もいます。彼らは違法に入国しています。ドラッグが国境を通って流れ込んでいます。国境がなければ、国はありません。

ヒラリーは恩赦を与えると言っています。彼女は国境を開放すると言っています。国境は…、ご存知のとおり、国境監視員が、1万6500人以上のICE=米移民税関捜査局が、先週、私を支持しました。彼らが候補者を支持したのは初めてのことです。これは彼らの仕事が厳しくなることを意味します。しかし、彼らは現状を理解しています。誰よりもよく知っています。彼らは強い国境を求めています。強い国境が必要だと彼らは感じています。

私は最近、ニューハンプシャー州に行きました。彼らの最大の苦情は、世界でたくさんの問題が起こっていることです。その問題の多くはヒラリー・クリントンとバラク・オバマが引き起こしたものです。すべての問題は…、唯一最大の問題は、南の国境を越えて流れ込んでくるヘロインです。流れ込んできて、この国の若者を破滅させています。若者やほかのたくさんの人の血を汚しています。

私たちには強い国境が必要です。ドラッグを国から閉め出さなければなりません。私たちは…、今はこちらにドラッグが流れ、向こうに現金が流れています。私たちには強い国境が必要です。私たちには絶対的な…、恩赦を与えることはできません。

私は壁を建てたいと思います。私たちには壁が必要です。そして、国境監視員、ICE、みんな壁を求めています。ドラッグをストップします。国境を強化します。私の最初の行動の1つは、麻薬密売組織のボスや悪者をみんな捕まえて…、この国には、極悪人がいます。追い出す必要があります。私たちは彼らを追い出します。国境を守ります。そして、国境を守ったら、そのあとで、ほかのことについて判断します。しかし、この国には悪いオンブレ(hombre、スペイン語で「男」を意味)がいます。やつらを追い出します。

司会者:トランプさん、ありがとうございます。クリントン長官、同じ質問です。あなたが正しく、トランプさんが間違っているのはなぜですか?

クリントン:そうですね、彼が話しているときに私が思い出していたのは、ここラスベガスで私が会った若い女性です。カーラというその女性は、自分の両親が国外に追放されるのではないかとひどく心配していました。彼女はこの国で生まれましたが、両親は違うからです。彼らは勤勉に働き、彼女にいい暮らしをさせるためにできる限りのことをしています。

そして、あなたのおっしゃるとおりです。私は家族を引き裂きたくありません。親を子どもたちから引き離したくありません。ドナルドが話しているような国外追放の勢力がこの国で動き出すのを見たくはありません。

この国には不法滞在者が1100万人います。彼らには米国市民の子どもが400万人います。合計で1500万人です。彼は数週間前にも(アリゾナ州)フェニックスで、不法滞在者全員を国外追放の対象にすべきだと言いました。それが意味するのは、こういうことです。そのためには、強大な警察の人員力が必要です。警察官は学校や家庭、企業を1つずつ回って、不法滞在者を検挙しなければなりません。そして、彼らを列車やバスに乗せて、国外に送り出さなければなりません。そのような考えは、この国の在り方に合致していないと思います。この国を引き裂く考えだと思います。

私は長年、国境警備を支持してきました。合衆国上院で国境警備に賛成票を投じました。そして、私の総合的な移民改革計画にはもちろん国境警備が含まれています。しかし、最も必要とされている私が考えるところに資源を投じたいと考えています。暴力的な人間を追い出すことです。追放されるべき人間は追放するべきです。

ドナルドが建てると言っている壁の話については、彼はメキシコへ行ってメキシコの大統領と会談しましたが、その話題を口にすることもしませんでした。言い出すことができず、あとからツイッター戦争に巻き込まれました。メキシコの大統領は、その壁を建てる費用を出さないと言ったからです。

ですから、私たちは移民の国家であると同時に、法治国家でもあり、それにしたがって行動することができると思います。だからこそ私は、最初の100日のうちに、市民権を得る道を含む総括的な移民改革計画を提案します。

司会者:クリントン長官、ありがとうございます。フォローアップとして…

トランプ:私は…

司会者:はい。

トランプ:私は今の発言に対してコメントするべきだと思います。第1に、メキシコの大統領との会談は非常に有意義でした。とてもいい人です。私たちは貿易協定について、メキシコともっとうまくやります。信じてください。彼女の夫が署名したNAFTA=北米自由貿易協定は、歴史上のあらゆる人が署名したあらゆる協定の中でも最悪のものの1つです。大失敗です。

ヒラリー・クリントンは、壁を求めていました。ヒラリー・クリントンは、2006年ごろに壁のために闘いました。と言っても、彼女は何も成し遂げたことはありませんから、当然、壁が建てられることはありませんでした。しかし、ヒラリー・クリントンは、壁を求めていました。

司会者:それではここで…、待ってください、ここで…

トランプ:これは法律の国です。私たちには…、ところで…

司会者:待ってください。お話をうかがいたいのは…

トランプ:それは…、しかし、彼女は1つのことを言いました。

司会者:お話をうかがいたいのは…、クリントン長官のお話をうかがいたいと思います。

クリントン:私は国境警備に賛成票を投じましたし…

トランプ:壁にも。

クリントン:それが適切だと思われる場所も、限定的ですが、いくつかあります。また、新しいテクノロジーと、それを配備する最良の方法を考える必要があります。

しかし、ドナルドが提案してきたことを見ると、彼は選挙運動を始めた当初から移民をバッシングし、メキシコ人移民を強姦犯や犯罪者や麻薬の売人と呼び、移民の問題にどのように対処すべきかについて、全く異なる考えを持っていることは明らかなでした。

もう1つ私が主張しているのは、不法滞在の移民を表に引っ張り出し、正式に経済に参加させるのは有益だということです。そうすれば雇用主が彼らを搾取することができなくなりますし、アメリカ国民に支払われる賃金が安くなることもなくなります。

これについては、ドナルドがよく知っています。彼はトランプ・タワーを建てるとき、彼は不法滞在者の労働力を使いました。彼は不法滞在の労働者に不当に安い賃金を払い、彼らが文句を言うと、ほかの多くの雇用主が言うことを言いました。「文句を言えば、国外追放になる」ということです。

私は全員を表に引っ張り出し、経済をうまく動かし、ドナルドのような雇用主が不法滞在の労働者を搾取できないようにしたいと考えています。それは彼らだけでなく、アメリカ国民の労働者も傷つけることです。

司会者:トランプさん?

トランプ:オバマは何百万人もの人を追い出しています。誰もそれを知りませんし、誰もそれについて話しませんが、オバマの下で、何百万人もの人がこの国から追い出されています。国外追放されました。彼女はそれについて話したがりませんが、それが実際に起こったことで、それも大規模にやったことです。

彼らを追い出すということについては、そうしなければ、国がなくなります。これは法治国家です。国境がなければ、それがなくなります。また戻ってきて、市民になることはできます。しかし、それは非常に不公平です。正しい方法でやった人が何百万人もいます。彼らは並んで待っています。プロセスを加速することはします。それは大規模にやります。しかし、彼らは並んで市民になる順番を待っています。誰かが走って国境を越えてきて市民になるのは非常に不公平です。彼女の計画では、国境が開放されて大惨事になります。

司会者:ここで…

トランプ:しかし、彼女が話そうとしないのは、今のままの状態でもオバマ大統領は何百万人も国外に追放しているということです。

司会者:クリントン長官、ここで…

クリントン:国境が開放されることはありません。それでは…

司会者:ではここで…、長官…

クリントン:それはひどい誤解を招く表現です。

司会者:クリントン長官…

クリントン:私たちは国境を守りますが、改革も行います。これは、かつては民主共和両党が提携する問題でした。大統領してはロナルド・レーガンが…

司会者:クリントン長官、失礼します。クリントン長官。

クリントン:…移民改革計画に署名し、それをジョージ・W・ブッシュも支持しました。

司会者:クリントン長官、この問題に対するあなたの姿勢を明らかにしたいと思います。というのも、ブラジルの銀行でのスピーチで、そのためにあなたは22万5000ドルを支払われましたが、あなたがこう述べたことをウィキリークスによって私たちが知ることになったからです。引用します。「私の夢は、半球全体の、開かれた貿易、開かれた国境の共同市場を実現することです」。ですから、私の質問は…

トランプ:ありがとうございます。

司会者:これが質問です。皆さん、お静かにお願いします。開かれた国境があなたの夢なのですか?

クリントン:その文の続きを読んでいただければ、私がエネルギーのことを話していたことがわかります。私たちの隣国とのエネルギー貿易の規模は、ほかのすべての国との貿易を上回っています。そして、国境を越える配電網、電気システムは実現したいと考えています。それによって私たちが受ける恩恵は大きいと思います。

しかし、あなたは明らかにウィキリークスからそれを引用しています。ウィキリークスに関わる重要な事実は、ロシア政府がアメリカ国民に対するスパイ行為を行っていることです。彼らはアメリカのウェブサイトをハッキングし、アメリカの個人や組織についての情報を盗んでいます。そして、その情報をインターネットに載せるためにウィキリークスに流しています。

これは明らかにロシア政府の最上層部、プーチン自身が指示していることで、アメリカの17の情報機関が確認しているとおり、その目的はこの選挙に影響を及ぼすことです。ですから、今晩の最も重要な問題は、ドナルド・トランプはようやくロシア政府がこれをしていることを認め、非難し、今回の選挙でプーチンの力を借りないと言うか、これまで彼が実際には奨励してきたアメリカ国民に対するロシアの諜報活動を糾弾するとはっきり言うか、ということです。これまでの選挙では、このようなことが起こったことは一度もありません。

司会者:どうですか?

トランプ:彼女が国境を開放したがっているということから、うまく話をそらしましたね。どうしてプーチンの話になるのですか?

司会者:待って…、待ってください。皆さん、待ってください。これでは収拾がつかなくなります。静かにしてください…、両候補のためにも、アメリカ国民のためにも。

トランプ:国境についての話を最後まで言うと…

司会者:はい?

トランプ:彼女は国境を開放したがっています。たくさんの人がこの国に流れ込んできます。シリアからも流れ込んできます。彼女はバラク・オバマより550パーセントも増やしたいと言っています。彼も何千人も入れています。どこから来ているか、わかったものではありません。

それに、私たちはこの国におけるイスラム過激派のテロリズムを阻止します。彼女はその言葉を口にすることさえしません。オバマ大統領も同じです。ですから、これだけは言っておきます。彼女は国境を開放したがっています。

では、プーチンの話をしましょう。私はプーチンを知りません。彼は私のことをほめる発言をしています。彼と仲良くできれば、それはいいことです。ロシアとアメリカが仲良くしてISを追求できれば、それはいいことです。

彼は彼女を尊敬していません。彼はこの国の大統領を尊敬していません。それは深刻な問題です。なぜなら相手は大量の核弾頭を持っている国だからです。ところで、その数は1800です。こちらがしていない間に向こうは拡張し、1800の核弾頭を持っています。そして、彼女は度胸試しの危険なゲームをしています。聞いてください。プーチンは…

司会者:待ってください、しかし…

トランプ:…私が見るかぎり、この人をまったく尊敬していません。

クリントン:それは彼が、アメリカ合衆国大統領は操り人形のほうがいいと思っているからです。

トランプ:操り人形じゃない。操り人形じゃない。

クリントン:そして明らかなことは…

トランプ:操り人形はあなただ!

クリントン:明らかにあなたが認めようとしないのは…

トランプ:違う、操り人形はあなただ。

クリントン:…ロシアがアメリカ合衆国に対するサイバー攻撃を行っていること、あなたがこの国の人間に対する諜報活動を奨励したこと、あなたがプーチンのせりふをとうとうと話し、NATOを解体することでも何でも、彼の願い事のリストを支持しようとしていること、そして、ずっと彼の支援を受けていることです。この選挙戦で彼がどちらの候補者を気に入っていることは明らかだからです。

これは前代未聞の状況だと思います。この国の選挙にほかの国の政府が介入しようとしたことは、これまで一度もありませんでした。17の情報機関、軍事的機関と民間機関の両方が、これらの諜報活動、これらのサイバー攻撃は、クレムリンの最上層部が指示したものであり、私たちの選挙の結果に影響を及ぼすために計画されたものだという結論に達しています。これは憂慮すべき事態だと思います。

司会者:クリントン長官…

クリントン:ここであなたは態度を明確にするべきだと思いますし…

トランプ:ロシアなのか、中国なのか、それ以外なのか、彼女は全く知りません。

クリントン:私は自分の言葉を引用しているのではありません。

トランプ:彼女は全く知りません。

クリントン:私が引用しているのは、17の……

トランプ:ヒラリー、あなたは全くわかっていない。

クリントン:…17の情報機関で…、あなたは疑うのですか、17の軍事的機関と民間の機関の…

トランプ:この国も全くわかっていません。

クリントン:…情報機関を。

トランプ:はい、疑っていますよ。疑っています。

クリントン:そうですね、彼は私たちを守ることを誓った軍事と民間の情報機関の専門家よりもウラジミール・プーチンを信じたいのでしょう。それは全く…

トランプ:彼女がプーチンを嫌っているのは、あらゆる局面で彼に出し抜かれてきたからです。

司会者:トランプさん…

トランプ:失礼。プーチンは、シリアで彼女を出し抜きました。

司会者:トランプさん…

トランプ:あらゆる局面で彼女を出し抜いてきました。

司会者:質問をさせてください。

トランプ:はい、いいですよ。

司会者:単刀直入に聞きます。この国の国家安全保障の高官たちは、ロシアがハッキングの背後にいたと考えています。それが事実かどうかはわからないとしても、あなたはロシアがアメリカの選挙に介入することを非難しますか?

トランプ:ロシアでも、ほかの誰でも。

司会者:その介入を非難しますか?

トランプ:もちろん非難します。もちろん私は…、私はプーチンを知りませんから、全くわかりません。

司会者:それは聞いていません。非難しますか、と聞いています。

トランプ:私はプーチンと会ったことがありません。彼は私の親友ではありません。しかし、アメリカ合衆国がロシアと仲良くするのは、悪いことではありません。

これは言わせてください。プーチンは、ありとあらゆる局面で彼女とオバマを出し抜いてきました。シリアもそうですし、何でもそうです。ミサイルもそうです。彼らが署名したSTARTーUPを見てください。ロシアは、多数の報道によれば、彼らがこれを認めたとは信じられないと言っています。ロシアは核弾頭を作っていますが、私たちは作れません。それをロシアは信じられないと言っています。彼女はプーチンに出し抜かれたのです。

中東を見ればすぐにわかります。彼らが乗っ取っています。私たちは6兆ドルを使いました。彼らは中東を乗っ取りました。彼女ほど出し抜かれ、ゲームで打ち負かされた人間は、どこの国の政府でも見たことがありません。

司会者:移民の話から遠く離れてしまいましたが、このテーマについて、最後にお話しください。45秒ほどでお願いします。

トランプ:彼女はこれからもずっとそうです。

クリントン:私は…、私は、彼が核兵器の話題を出したことは皮肉だと思います。核兵器の使用について、彼は非常にぞんざいな、無頓着な態度をとってきました。彼は…

トランプ:違います。

クリントン:…ほかの国がそれを入手することを支持しています。日本、韓国、サウジアラビアでさえも。それを私たちは持っているのだから使えばいいと彼は言いました。恐ろしいことだと思います。

しかし、結局はこういうことです。核兵器については、最終的には、大統領が命令すれば、それに従わなければならないということです。命令が出されてから核兵器を発射する責任者たちがそれを実行するまでの時間は4分ほどです。だからこそ、そのとてつもない責任を負わされたことのある10人の人が、前代未聞の形で、ドナルド・トランプに核のコードを渡したり、核のボタンを押すことを任せたりできないと言っています。

トランプ:200人の将軍と…

司会者:短くお願いします。

トランプ:…大将、そして、21人の栄誉賞受賞者が私を支持しています。日本やほかの国について言えば、私たちは利用されています。ほかの国を守っています。それに大金をつぎ込んでいます。彼らにとっては、これほど得な契約はありません。

私が言ったのは、それらの条約を再交渉する必要があるということです。この国には、サウジアラビア、日本、ドイツ、韓国、その他の多くの国を守る余裕がありません。それを続ける余裕がありません。彼女はそれを聞いて、私が核兵器の話をしていると誤解したのです。

司会者:わかりました。

トランプ:聞いてください。あらゆる場面で彼女がうそつきであることが証明されています。これもうその1つです。

クリントン:私はあなたの言葉を引用しただけです。あなたが…

トランプ:引用はありません。引用できる私の言葉は見つかりませんよ。

クリントン:…核競争がアジアで始まる可能性について質問されて、あなたはこう言いました。「どうぞ、みんなで楽しくやってください」と。そのような…

トランプ:そして、自分の身は自分で守ってください。

クリントン:…そのような発言は…、とても……

トランプ:そして、自分の身は自分で守ってください。核の話はしていません。そして、自分自身は自分で守ってくださいと。

クリントン:アメリカ合衆国は平和を維持し…、アメリカ合衆国は、同盟関係を通じて平和を維持してきました。ドナルドはその同盟関係を引き裂こうとしています。それは世界を安全にするものだと思いますし、率直に言って、アメリカ合衆国を安全にします。私はアジア、ヨーロッパ、中東、その他の地域の同盟国と協力します。それが平和を維持する唯一の方法です。

経済

司会者:ここで次のトピック、経済に移ります。移民と同じくらいこのテーマについてもうまく話を進められることを期待します。どのようにして経済の成長を加速するかについても、お2人の考えは大きく分かれています。クリントン長官、あなたの計画では、政府が大きな役割を担います。政府の支出を増やし、給付金制度を増やし、税額控除を増やし、追徴税を増やすことを考えています。トランプさん、あなたは税金と規制を減らしたいと考えています。

トランプ:はい。

司会者:この問題をもう少し掘り下げましょう。しかし、この概観では、あなたの計画が雇用とこの国の成長を増大させるもので、対戦相手の計画はそうではないと考える理由を説明してください。今回はクリントン長官からお願いします。

クリントン:はい。私は中流階級が繁栄すれば、アメリカが繁栄すると考えています。そのため、私の計画の基本は、経済を成長させ、中流階級の家族にもっと多くの機会を提供することです。私はこの国が第二次世界大戦以来最大の雇用創出計画を実行するべきだと考えています。インフラと先進的な製造業の雇用です。私は賃金が高いほかの国と競争できると思いますし、そうすべきだと考えています。新しい雇用と、クリーンなエネルギーです。深刻な問題である気候変動と闘うだけでなく、新しい機会や新しい雇用を創出することです。

中小企業を支援するために、もっと多くのことをするべきだと考えています。そこから新しい雇用の3分の2が生まれます。また、国の最低賃金を引き上げるべきだと考えています。フルタイムで働いていながら貧しい暮らしから抜け出せないのは、あってはならないことだからです。そして、女性の労働に対して均等の賃金を保証したいと考えています。

幼稚園から始まり、大学まで続く教育制度が必要だと私は痛切に感じています。そのため、高校での技術教育やコミュニティ・カレッジ、現場での実習の機会を増やし、未来の職業のための準備ができるようにしたいと考えています。私は借金をせずに大学へ通うことができるようにしたいと考えています。そして、私がバーニー・サンダーズと取り組んだ計画が実施されれば、年収12万5000ドル未満の家族は公的な大学から学費の請求書を受け取ることはなくなります。

それが実行されるよう、私たちは大いに努力します。

資金は、それがあるところから確保するからです。大不況以降、ここ数年間に利益を増やしているのは、ほとんどが最上層部です。ですから、富裕層に応分の負担を求めます。企業が国に対して現在より大きな貢献をすることを求めます。

独立した専門家たちはこの計画を分析し、これによって1000万の新しい雇用が生み出されると計算しました。これに対し、ドナルドの計画では350万の雇用が失われるという結果が出ました。なぜでしょうか?彼の計画のすべては減税を実行し、富裕層と企業に対して史上最大規模の優遇税制措置を実施し、財政赤字を20兆ドル増やし、以前にも私たちが経験したような混乱を引き起こします。これは極端なトリクルダウン政策(大企業優先の経済政策)になるからです。

ですから、私の計画のほうが多くの機会を生み出すと思います。彼の計画は、私たちから雇用を奪い、またしても大不況につながる可能性もあります。

司会者:長官、ありがとうございます。トランプさん、あなたの計画がクリントン長官のものより雇用創出と成長を促進すると考える理由は何ですか?

トランプ:まず、計画についてお話しする前に言いますが、彼女の計画は皆さんが払う税金を増やし、場合によっては倍増させる可能性もあります。彼女の税制計画は大惨事を招きます。大学の学費については、彼女は好きなことを言えばいいと思います。私はこれを大きく支持しています。大学の学費については、私たちはいろいろなことをします。しかし、そのために金を出すのは、ほかの一般市民です。ヒラリー・クリントン'の計画では、とてつもなく大規模な増税が実施されます。

しかし、まずは先ほどの話を続けたいと思います。日本やドイツ、彼らだけを引き合いに出すつもりはありませんが、韓国も、みんな、非常に裕福で強力な国です。サウジアラビアには金があふれています。私たちはサウジアラビアを守っています。どうして彼らに金を出させないのでしょうか?

彼女はすぐに…、彼女はこれを聞いたとき、私は疑問を投げかけました。NATOについて疑問を投げかけました。なぜNATOを問題視しないのでしょうか…、どうして彼らは金を出さないのでしょうか?彼らは金を出していません。

私がこれをしたあと…、これは1年前のことですが…、彼らは急に金を出すようになりました。それについては私の貢献が大いに認められています。彼らは急に金を出すようになったのです。彼らは金を出すべきです。私たちが人を守っているのですから、金を出すべきです。私はNATOの大ファンです。しかし、彼らは金を出すべきです。

彼女は言いました。私たちは同盟国を愛している、同盟国は最高だと言いました。彼らは最高だとほめたたえている人がいたら、彼らに金を出させるのは難しいでしょう。

私たちは日本に対し、礼儀正しく言う必要があります。ドイツにも、韓国にも、ほかの国にも、言う必要があります。私たちを助けてもらわなければ困ると。この政権、オバマ大統領の政権中に国の債務は倍増しました。20兆ドルまで増えました。

ですから、私の計画は…、私たちは貿易協定を再交渉する必要があります。自由貿易は奨励します。自由貿易は今より増えるでしょう。しかし、ひどい協定がいくつもあります。彼女の夫が署名した協定、NAFTAによって、この国の雇用は失われています。史上最悪の協定の1つです。この国の経済から雇用が吸い出されています。

私が最近行ったところ、ペンシルバニア、オハイオ、フロリダ、どこへ行っても同じです。アップステート・ニューヨークもそうです。雇用はメキシコやほかの場所に流れ出しています。私たちは雇用を取り戻します。

私はNAFTAを再交渉します。もし、最高の条件の協定にできなければ…、そうなれば、NAFTAを終了して、新しい協定を作ります。貿易は続けますが、私たちは…、私たちはそれを終了して、最高の協定を作ります。

それができなければ、そうします…、別々の道を進みます。これは悲惨なものだったからです。私たちは税金を大幅に削減します。事業税を大幅に削減します。そうすれば、彼らは人を雇用するようになります。私たちは2・5兆ドルを…

司会者:時間です、トランプさん。

トランプ:…海外からこの国に取り戻します。オフショアの資金をこの国に戻します。そして、またエンジンを始動します。なぜなら…

司会者:トランプさん?

トランプ:…今この国は、1%のGDPで死にかけているからです。

クリントン:今の言葉を翻訳させてください。なぜなら…

トランプ:できません。

クリントン:…事実は、彼はこの国の史上最高の減税を支持するということです。ブッシュ政権下での減税の3倍の規模です。私はこの選挙戦の中で繰り返し言ってきました。年収25万ドル以下の人の税金を増やすことはありません。

また、負債を1セントたりとも増やしません。私は、実施する計画にかかるコストを計算しました。彼の大規模な減税は負債を20兆ドル増やします。彼は負債の話をしましたが、私たちは負債をコントロールする方法を知っています。私の夫が大統領だったときには、3000億ドルの赤字から2000億ドル以上の黒字に転換し、国の債務を解消する方向に進んでいました。そして、オバマ大統領の政権が始まり、彼は世界大恐慌以来最悪の経済的惨事を引き継ぎましたが、負債の3分の2を削減しました。

ですから、負債を減らし、雇用を創出する方法の1つは、人に投資することです。そのために私は新しい雇用、教育、技術訓練に投資し、人々が前進し続けるための機会に投資します。それが効果をあげるためのアプローチです。

司会者:長官…

クリントン:富裕層の税金を削減することは、以前にも試しました。それは約束されたような効果をあげませんでした。

司会者:クリントン長官、あなたの計画についてさらにおうかがいしたいのですが、これは多くの面で2009年のオバマ大統領の景気刺激策と似ています。これは、1949年以来最も低調なGDPの成長につながりました。

トランプ:そのとおり。

司会者:ありがとうございます。7月にお話ししたときにあなたは、問題は、オバマ大統領が刺激策で実行しようとしていたことを十分に実行できなかったことだとおっしゃいました。つまり、あなたの計画は基本的にオバマ大統領の刺激策をさらに推し進めるものなのでしょうか?

クリントン:そうですね、これは複数の政策の組み合わせです。それに、オバマ大統領が引き継いだような大規模な経済的大惨事を引き継ぐと、それは本当に一触即発の状態です。私は国務長官になる前に上院にいました。当時のブッシュ政権のチームほど、経済状態によって追い詰められた人々を見たことがありません。

私は個人的に、オバマ大統領がとった政策は、経済を救ったと確信しています。彼は非常に困難な道を選んだことについて、十分に評価されていませんが、それはひどい不況でした。そして今、何とかそこから這い出して私たちはここに立っていますが、まだ走り出してはいません。だからこそ私が提案しているのは、中間から外に向かって投資をすることです。トップダウンでは効果はあがりません。

だからこそ、私の提案は負債を1セントたりとも増やしませんが、このアプローチは、多くの人により高賃金の新しい職につく機会を提供するものです。今、人々の所得が増えているのが確認されています。そして、長期間にわたって確実に雇用は増えています。経済全体を指導するためにしなければならないことはもっとあります。私にはそれができると信じています。

司会者:トランプさん、あなたの計画を見て、保守的な経済学者でさえも、計算が合わないと言っています。あなたは2500万の雇用を増やすと言っています。4%の…

トランプ:10年間にわたって、ということです。

司会者:…成長率は、現実的ではありません。そして、彼らが言っているのは…、エネルギー産業を成長させることについてあなたはよく話していますが、原油価格が今ほど下がっている状態は、それも非現実的だと言っています。それについてどうお考えですか?

トランプ:最近、インドの高官と話をしました。インドの成長率は8%です。中国の成長率は7%です。それも彼らにとっては悲惨なほど低い数字です。

私たちの成長率は…、最新の報告書が出ましたが…、ちょうど1%くらいです。それは下がると思います。先週、ご存知のとおり、先週末には、雇用に関する低調な数字が出ました。ひどい雇用統計です。実際、私は、これが選挙前の最後の雇用統計なのかと聞きました。もしそうなら、私は楽々と勝利するはずです。それほどひどい雇用統計でした。

聞いてください。この国は停滞しています。私たちは雇用を失いました。企業を失いました。相対的に言って、この国ではもう物を作っていません。製品は中国から流れ込み、ベトナムから流れ込み、世界中から流れ込んでいます。

私はたくさんの地域を訪れました。これは私にとって、すばらしい学習の機会となりました。この1年の間に私は非常に多くの人と知り合い、友人を作りました。彼らは、この状況を見て泣いています。20年前、25年前には繁栄していた工場の横を通りました。彼女の夫が署名し、彼女が100%支持した法案のおかげで、これらの地域社会の人々に悲惨なことが起こりました。

彼女は自分の夫はうまくやったと言うかもしれませんが、しかし全く、NAFTAの影響が現れて、彼らはとんでもない目にあいました。というのも、最初はあまり影響が出ていませんでしたが、彼らがいなくなってから本格的な影響が出たのです。本当に彼らはひどい目にあいました。あれはこの国が署名した最悪の協定の1つです。

今度は彼女がTPP=環太平洋パートナーシップ協定に署名しようとしています。それを彼女は希望しています。以前の討論会で、これを「ゴールド・スタンダード」と呼んだことはないと言ったとき、彼女はうそをついていました。まったくのうそです。実際、ファクト・チェックが行われて、私が正しいことがわかりました。とても光栄なことでした。

司会者:それについて簡潔に話していただいてから、話題を変えて、経済の6分の1が…

トランプ:それは、NAFTAと同じくらいひどいものになります。

司会者:…それはオバマ政権による医療保険改革です。まず、今のお話について簡潔にお願いします。

クリントン:まず言わせていただきたいのは、第1に、TPPの最終的な合意内容を見たとき、私はそれに反対すると言ったことです。私の基準を満たしていませんでした。私はいつも同じ基準に照らしています。雇用を創出し、所得を増やし、国家の安全を高めるか、というものです。今は反対しています。選挙後も反対します。大統領になったとき、それに反対します。

メキシコに雇用を流出させた人は、このステージには1人しかいません。それはドナルドです。彼はメキシコを含む12カ国に雇用を流出させました。しかし、彼は中国の話をしました。中国との関係において今、最大の問題になっていることの1つは、不法に鉄とアルミをアメリカの市場にダンピングしていることです。私はこれに対して上院議員として闘いました。国務長官として闘いました。

ドナルドは、中国の鉄とアルミを買っています。実際、ここラスベガスにあるトランプ・ホテルも、中国の鉄を使って建てられました。ですから、ひどい状況だと言ってあちこちで嘆いてみせていますが、彼はアメリカの製鋼工ではなく、中国の製鋼工に仕事を与えています。

司会者:トランプさん?

クリントン:そのようなアプローチでは、効果をあげることはできません。

トランプ:これだけは言わせてください…、言わせてください。

クリントン:私たちはこの国を立て直します。貿易協定を施行します。だからこそ私は、史上初めての貿易の検察官を指名します。そして、協定を施行します。また、アメリカの製品を買うよう企業に求めます。

司会者:クリントン長官?どうぞ、トランプさん。

トランプ:単純な質問をさせてください。彼女はもう30年間もこれをやっています。いったいどうして15年、20年前からそれをしなかったのですか?

クリントン:いいえ、私は投票しました。

トランプ:あなたは深く関与していました…、失礼。私の番です。あなたはこの国のあらゆる側面に深く関与していました。本当にそうです。そして、あなたには経験があります。私よりあなたにあるものは経験ですが、それは悪い経験です。あなたがしたことは悪い結果を招いたからです。

30年間もあなたは、何とかできる立場にいました。私が鉄や何かを使っていると言うなら…、それをできないようにしてください。私はかまいませんよ。

問題は、あなたは口ばかりで何もしていないということですよ、ヒラリー。本当にしていません。あなたは国務省を率いていたときも、60億ドルがなくなりました。どうやって60億ドルをなくすのですか?あなたが国務省を率いていたときに、60億ドルが盗まれたか…、どうなったかわかりません。消えたのです、60億ドルが。あなたが大統領になったら、この国は大混乱になりますよ。これは信じてください。

クリントン:まず、第1に、彼が今、国務省について言ったことは、事実でないだけでなく、偽りであることが何度も証明されています。

クリントン:しかし、これは重要な問題だと思います。30年間の経験と彼は言いましたから、それについて簡単にお話しします。1970年代には、私は児童擁護基金で仕事をしていました。そして、学校におけるアフリカ系アメリカ人に対する差別の問題に取り組んでいました。彼のほうは、彼が所有する集合住宅における人種差別について、法務省に訴えられていました。

1980年代には、私はアーカンソー州の学校改革に取り組んでいました。彼は1400万ドルを父親から借りて事業を始めていました。1990年代には、私は北京へ言って、女性の権利は人間で権利であると言いました。彼は元ミス・ユニバースのアリシア・マチャードを侮辱し、彼女は食べる機械だと言いました。

トランプ:勘弁してください。

クリントン:そして、ある日、私が状況分析室にいて、オサマ・ビンラディンに正義をもたらす襲撃を監視していましたが、彼は「セレブリティ・アプレンティス」の司会をしていました。ですから、私の30年の経験と私がこの国のためにしたこと、特に子どもたちや家族が前進し続けるために自分にできるあらゆる努力をしたことを、あなたの30年間と比較していただいても、全くかまいません。そして、アメリカ国民に判断を下していただきましょう。

トランプ:私のほうがずっといい仕事をしたと思います。私は巨大企業、すばらしい企業を構築して、世界でも最高の資産の数々を築き上げました。何十億ドルもの価値があるものです。私は100万ドルのローンから始めました。それは確かです。100万ドルのローンです。しかし、私はすばらしい企業を築き上げました。

そして、私が企業を運営してきたように、この国を運営することができれば、とても誇りに思える国になります。あなたでさえも誇りに思うでしょう。

それに、率直に言いますが、彼女の実際の経歴を見てください。シリアを見てください。移民問題を見てください。リビアを見てください。イラク見てください。彼女は私たちにISをもたらしました。あれは彼女とオバマが巨大な真空状態を作って、その巨大な真空状態から出てきた小さなグループだからです。なぜなら…、そもそも、私たちはイラクへ行くべきではありませんでしたが、行ったあと、あのような形で撤退するべきではありませんでした。彼女が私たちにISをもたらしたことほど確かなことはありません。そして今、ISは32カ国に広まっています。そして今、ISをどうやって撲滅するかという話を彼女に聞かされています。彼女には誰も撲滅することもできません。

大統領の資質

司会者:わかりました。外国の紛争地域については後程、議論しましょう。次の話題はアメリカ合衆国大統領としての適性についてです。トランプさん、前回の討論会であなたは、女性を掴むことについてのあなたの発言は、ただの会話に過ぎず、実際にはそんなことはしたことがない、と言われましたね。周知の通り、それ以来9人の女性が名乗り出て、同意していないのに、あなたに体をまさぐられたり、キスをされたと言っています。

なぜこれほど長い年数に渡る、これほどさまざまな状況の、これほどさまざまな女性たちがみんな、この2週間の間に…、あなたは否定していますが…、これらの話を語り始めるのでしょうか?

これはお2人に対する質問です。クリントン長官、トランプさんは、あなたの夫が行なったこと、そして、あなたの擁護は、もっとひどいものだったと言っています。トランプさんからお答えください。

トランプ:まず、それらの話はほとんど嘘であることが証明されています。私はその人たちのことを知りません。彼女たちがどのような経緯で登場したのかは推測がつきます。それをしたのは、彼女の陣営だと私は考えています。

きょう、明らかになった動画を見てください。私は、シカゴでの私の集会や、あのような暴力が起きたその他の集会で何が起きたのか、不思議に思っていました。暴力を引き起こしたのは彼女であり、オバマ氏だったのです。彼らが人を雇ったのです。彼らはその人たちに1500ドル払いました。テープに映っている彼らは「暴力的になれ、けんかを引き起こせ、悪いことをしろ」と言っています。

それらの話は全くの嘘です。そう申し上げておかなければなりません。私は、ここに座っている自分の妻に謝罪すらしませんでした。なぜなら、私は何もしていないからです。私は彼女たちのことを知らないし、会ったこともありません。

その女性たち、飛行機の女性などは有名になりたかったのか、あるいは彼女の陣営が仕掛けたのか、どちらかだと思います。私は、それは彼女の陣営の仕業だと思います。なぜなら、私は彼らが行なったことを見たからです。ちなみに、それは犯罪行為です。彼らは人々に対して、殴り合いや暴力行為を始めるように指示しているのですから。

1つ申し上げておきましょう。特にシカゴでは、けが人も出ました。あの暴動で人が殺されていた可能性もあります。それはすべてテープに収められていました。彼女が仕掛けたことです。私は、彼女がその人たちに名乗り出るように仕掛けたのだと考えています。そうでないとすれば、彼女たちは10分間だけ有名になれたわけです。しかし、それらはすべて作り話です。それは嘘で、作り話です。

クリントン:それは…

司会者:クリントン長官。

クリントン:前回の討論会で、私たちは、ドナルドが、彼が女性に何をしたか話しているのを聞きました。その後、何人かの女性が名乗り出て、まさに彼にそのようなことをされたと言っています。彼はそれにどう答えたでしょうか?

彼はいくつかの大きな集会を開いて、「その女性たちに私がそんなことをするはずがない。なぜなら、襲うに足るほどの魅力が彼女たちにはないからだ」と言ったのです。

トランプ:私はそんなことは言っていません。私は言っていません。

クリントン:実際、彼はこうも言いました。

司会者:今は彼女の2分間です。彼女の2分間です。

トランプ:私は言っていません。

司会者:彼女の2分間です。

クリントン:彼はこうも言いました。「彼女を見てください。私はやっていないと思いますよ」と。別の女性については、「あの女性は私の第一志望にはならない」と言いました。彼は、記事を書いた女性記者を攻撃し、彼女のことを「気色悪い」と表現しました。この選挙戦の間、彼はこうした同じ言葉を多くの女性に対して使ってきました。

ドナルドは、女性を軽く扱うことで、自分が大きく見えると考えています。彼は、女性の尊厳や自尊心を攻撃します。それをされてどんな気持ちになるか、知らない女性はどこにもいないと思います。だから私たちは今、ドナルドの考えを、発言を、そして、女性に対する振る舞いを知っています。それがドナルドという人間なのです。

私たち全員が、自分たちがどんな人間なのか、自分たちの国がどんな国なのかを示し、立ち上がり、自分たちの次の大統領に何を期待するのか、そして、いかにして国を結束させたいのかを明確に示す必要があります。私たちは、人と人とを争わせるようなことはしたくありません。そうではなく、私たちは多様性を称賛し、人々を元気づけ、自分たちの国をさらに偉大な国にします。

アメリカが偉大であるのは、アメリカが善良であるからです。今、そして将来、そして特に私たちの子供や孫のために、それを実現できるかどうかは私たち全員にかかっています。

司会者:トランプさん。

トランプ:私ほど女性に対して敬意を持っている人は誰もいません。誰も、です。

(笑)

トランプ:誰も私ほど敬意を…

司会者:皆さん、お静かに。

トランプ:はっきり言って、それらの話はほとんど嘘であることが証明されています。少し違う話をしたいと思います。

彼女はこれについて話していますが、それは完全な作り話です。すべてでっち上げです。それは、彼女や彼女のとても下品な陣営が仕掛けた可能性が高いか、少なくともその可能性があります。しかし、でっち上げではない話をしましょう。彼女のメールのことです。彼女は、アメリカの議会から召喚状を受け取ったあとに3万3000件のメールを削除したのです。これは犯罪です。

FBIに何が起きたのか、私にはわかりません。きょう、皆さんも新聞でお読みになったでしょうが、あるすばらしい将軍、大将は、FBIに嘘をついたことで、刑務所に5年間収監される可能性があります。1つの嘘で、です。彼女は、国民に対して、議会に対して、FBIに対して何百回も嘘をつきました。彼はおそらく刑務所に入ることになるでしょう。その人は大将です。しかし、彼女は何の罰も受けず、しかも、大統領選に立候補できるというのですか?このことこそ、私たちが議論すべきことです。これは、誰かが有名になるための、あるいは彼女のひねくれた陣営から登場してきたような、作り話ではありません。

司会者:クリントン長官。

クリントン:ドナルドは、これらの女性の発言など、自分にとって明らかに不愉快な話題について問い詰められると、いつも責任を否定します。これは女性に限った話ではありません。彼は、何に関しても決して謝罪したり、申し訳ないと言ったりはしません。

私たちは、彼が女性に対してしてきた発言や振る舞いを知っています。しかし、彼は、障害のある記者も攻撃したのです。全国放送のテレビで彼を真似して、あざ笑ったのです。

トランプ:嘘です。

クリントン:彼は、宗教を理由にカーン夫妻も攻撃しました。彼らは、この国に奉仕して死んでいった若い男性の両親で、金星章を受け取っている家族です。彼は、戦争捕虜だったジョン・マケイン氏も攻撃しました。彼は「私は捕まらない人たちの方が好きだ」と言いました。彼は、連邦裁判所の判事も攻撃しました。その判事はインディアナ州の生まれですが、ドナルドは「彼の両親はメキシコ人だから、トランプ大学に対する詐欺やゆすりの訴訟を裁く資格はない」と言いました。

このように、1つのことではないのです。これはパターンです。これは、不和のパターンであり、とても暗く、そして、多くの点で危険なこの国のビジョンのパターンです。彼はそのビジョンによって、暴力を煽り、自分の集会で人を押したり、引きずり出したり、殴ったりしている人々を称賛しています。それはアメリカの本来の姿ではありません。

私は、この選挙戦の最後の数週間に入って、もっと多くの人に、この選挙で何がかかっているのかを理解してほしいと願っています。これは最終的には、私たちがこの国をどんな国にしたいかという選択です。

トランプ:私の集会における暴力について、彼女が話すのを聞くのはとても悲しいです。彼女が暴力を引き起こしたのですから。それはテープに残っています。

司会者:前回の…

トランプ:ほかの話も嘘です。しかし、正直に言って、私はISを排除することについて、ぜひ語りたいです。そして、ほかのことについてもぜひ語りたいです。

司会者:はい。

トランプ:しかし、それらのほかの疑惑は、彼女も知っての通り、嘘です。

司会者:大統領としての適性という点では、前回の討論会後のこの10日間で多くの展開がありました。それらについてお聞きしたいと思います。これらは、国民が持っている疑問です。

クリントン長官、あなたは2009年の上院の指名承認公聴会の中で、国務長官である期間中は、クリントン財団とのやりとりについては、利益相反と少しでも見なされそうなことは避けると約束していました。しかし、メールでは、献金者にはあなたと接触する機会が特別に与えられていたことが示されています。ハイチの援助のための助成金を求めていた人たちは、非献金者とは別々に検討され、それらの献金者の一部が契約を受注しました。それは政府の契約であり、納税者のお金です。

あなたは、上院の委員会に対する約束を守ったと本当に言えますか?そこで行われたことや、あなたとクリントン財団との間で起きたことは、なぜトランプ氏の言う「お金に対する見返り」ではないのですか?

クリントン:私が国務長官として行なったすべてのことは、この国の国益や価値観を促進するためのものです。国務省もそう言っています。それは証明されていると思います。

しかし、私はクリントン財団について話すことができてとてもうれしいです。なぜなら、それは世界的に有名な慈善団体であり、私は財団の活動に誇りを持っているからです。討論会の残りの時間、ずっとこの話をすることもできます。その時間がないことはわかっていますが。

しかし、端的に言えば、クリントン財団は、世界中の1100万人のHIVーAIDS患者に治療を受けてもらうことを可能にしたのです。それは、治療を受けている世界のすべての人のおよそ半分です。アメリカ保健協会と提携して…、

司会者:クリントン長官…

クリントン:私たちは、より健康な給食など、子どもたちのための学校の環境をより健康なものにしました。

司会者:クリントン長官、お言葉ですが、これは公開討論です。

クリントン:これは公開討論です。そして、あなたは…

司会者:質問は「お金に対する見返り」に関する具体的なものでした。それについて話していただけますか?

クリントン:しかし、証拠はありません。しかし…

トランプ:私が思うに、それはとても…

司会者:トランプさんに聞きましょう。

クリントン:すばらしい活動に関する証拠はたくさんあります。

トランプ:それはとてもよく研究されています。

クリントン:そして、高いランキングの…

司会者:トランプさんに話していただきましょう。

トランプ:それは犯罪事業です。多くの人がそのことを知っています。

司会者:トランプさんに話していただきましょう。

トランプ:それは犯罪事業です。サウジアラビアは2500万ドル払っています。カタールなど、たくさんの国もそうです。あなたは女性や女性の権利について語っていますね?それらの国の人たちは、同性愛者を仕事から追い出し、ビルから追い出しています。彼らは、女性を殺し、女性に恐ろしい扱いをしています。それなのに、あなたは彼らからお金をもらっているのです。

ここであなたにお聞きしたいことがあります。なぜ、あなたは特定のグループの人々に恐ろしい扱いをしている特定の国からもらったお金を返さないのですか?そのお金を返したらどうですか?それはすばらしいアピールになると思いますよ。

彼女は莫大なお金を受け取っているのです。ハイチの人々を見てください。私は先日、フロリダ州のリトルハイチに行きました。あなたに言いたいことがあります。彼らはクリントン家を憎んでいます。なぜなら、クリントン財団がハイチで行なったことは侮辱だからです。あなたはそれを知っています。彼らもそれを知っています。みんなそれを知っています。

司会者:クリントン長官。

クリントン:手短にお話しましょう。私たちクリントン財団では、寄付されたお金の90%を世界中の人々やこの国の人々のために使っています。私はそれを誇りに思います。私たちは、財団を監視している監視期間から最高の格付けをもらっています。私はぜひ、私たちの活動をトランプ財団と比較したいです。トランプ財団は、ほかの人たちからお金を取り、ドナルドの6フィートの肖像画を買いました。そんなことを誰がしますか?開いた口が塞がりません。

しかし、ハイチに関して言えば、ハイチは北半球で最も貧しい国です。地震とハリケーンがハイチに壊滅的打撃を与えました。ビルと私は、何年もハイチの支援活動に関わっています。クリントン財団は、壊滅的な地震が起きて、現地の人たちがさまざまなひどい問題に直面したあとに、ハイチを助けるために3000万ドルを集めました。私たちは、中小企業や、農業や、ほかの多くのことを助けるための活動を行いました。私たちは、ハイチを助けるための取り組みを続けるつもりです。

司会者:わかりました。

クリントン:なぜなら、それはアメリカの経験の重要な部分だからです。

トランプ:彼らはもうあなたには助けてもらいたくないのです。1つ申し上げたいことがあります。トランプ財団は小さな財団です。人々はそれに寄付してくれて、私も寄付しています。お金は100%、軍関係を含むさまざまな慈善団体に渡されています。私は何ももらっていません。私はボートを買いません。飛行機も買いません。お金は彼らに渡っているのです。

司会者:一部のお金は、あなたの訴訟を解決するために使われたのではないですか?

トランプ:いいえ。それは…、私たちはアメリカ国旗を掲げたのです。それだけの話です。彼らはアメリカ国旗を掲げました。私たちは、パームビーチでアメリカ国旗を掲げる権利のために戦いました。

司会者:はい。しかし、パームビーチ郡から課された罰金がありました。そして、そのお金はあなたの財団から出ました。

トランプ:ありました。それはありました。ところで…

司会者:マー・アー・ラゴやあなた自身からではなく、です。

トランプ:お金はフィッシャーハウスに渡りました。彼らは家を建てています。あなたが話しているお金はフィッシャーハウスに渡りました。彼らは、退役軍人や障害のある退役軍人のための家を建てています。

司会者:私がお話したいのは…

クリントン:しかし、もちろん、それらの発言が真実なのかどうか、私たちに知る術はありません。なぜなら、彼は納税申告書を公開していないからです。この40年以上の期間で、納税申告書を公開しなかった大統領候補は彼が初めてです。だから、慈善団体やあらゆるものに関する彼のすべての発言について、私たちには証明ができません。皆さんは私たちの納税申告書は見られます。私たちの情報はすべてそこに載っています。

しかし、本当に問題なのは、前回の討論会で、彼が連邦所得税を一銭も払っていなかったことが分かったことです。数分前に私たちは移民について話していました。この国の、証明書を持たないすべての移民の半分は、すでに連邦所得税を払っています。つまり、アメリカでは証明書を持たない移民の方が、億万長者よりも多くの連邦所得税を払っているのです。それは驚くべきことです。

司会者:私は…

トランプ:手短にお話しましょう。私たちには資格があるのです。それは、ほかの負債に関して莫大な減価償却費を利用できるようにするために、彼女のような人たちが可決した法律のおかげです。私たちはそれを利用しているのです。そして、彼女の献金者はみんな…、ほとんどみんな…、私はバフェット氏が数億ドル利用したことを知っています。ソロス氏、ジョージ・ソロス氏も数億ドル利用しました。

司会者:私たちは…

トランプ:説明させてください。

司会者:いいえ、私たちがこれに関して聞いたのは…

トランプ:彼女の献金者のほとんどは、私と同じことをしています。

司会者:トランプさん、私たちは…、わかりました。

トランプ:彼女が何をすべきだったかわかりますか?

司会者:皆さん、私たちがこれに関して聞いたのは…

トランプ:ヒラリー、あなたがすべきだったことは何でしょうか。あなたは、合衆国上院議員だったときに、その法律を変えるべきだったのです。

司会者:皆さん、私たちがこれに関して聞いたのは…

トランプ:なぜなら、あなたの献金者や特別利益団体は、私と同じことをしているからです。唯一の違いは、彼らの方がもっとたくさんやっているということだけです。

クリントン:それは…

トランプ:あなたは法律を変えるべきでした。しかし、あなたには法律を変えるつもりはありません。なぜなら、あなたは多額のお金を受け取っているからです。私はきょう、この先にあるとても美しいホテルの部屋で座っていました。その名前はトランプ…

クリントン:中国の鉄鋼で作られたものですね。

トランプ:しかし、あなたに言いたいのは、私はそこで座って…

(笑)

トランプ:私はそこで座って、次々と流れる広告を見ていました。嘘の広告です。それらはすべて、ウォール街のあなたのお友達がお金を出したものです。彼らが莫大なお金を出したのは、あなたが彼らを守ってくれることを彼らは知っているからです。はっきり言って、あなたは法律を変えるべきでした。

司会者:トランプさん…

トランプ:私のやったことが気に入らないなら、あなたは法律を変えるべきだったのです。

司会者:トランプさん、この話題について最後の質問を1つしたいと思います。あなたは最近、集会で、この選挙は不正に操作されており、ヒラリー・クリントンがあなたから勝利を盗もうとしていると警告しています。

あなたの副大統領候補、ペンス知事は日曜日にこう約束しました。彼とあなたは…、彼の言葉を引用しましょう…、「絶対にこの選挙の結果を受け入れる」と。きょう、あなたの娘さんのイヴァンカさんも同じことを言いました。今夜、このステージであなたにお聞きします。あなたも同じように、この選挙の結果を絶対に受け入れると約束しますか?

トランプ:私はそのときに考えるでしょう。今はそれについては何も考えていません。それについては、そのときに考えるでしょう。

私が見てきたものは、とても悲しいものです。まず、メディアはとても不誠実で、とても腐敗しています。集中攻撃は本当にものすごいです。ニューヨーク・タイムズがそれに関して記事を書きましたが、彼らは全く気にしていません。本当に不誠実です。彼らは有権者の心を汚しているのです。

しかし、彼らにとっては残念なことに、有権者はお見通しだと思います。彼らは嘘を見抜くでしょう。それは11月8日に分かります。しかし、私は彼らは嘘を見抜くと思います。

司会者:しかし…

トランプ:失礼…、有権者登録簿を見ると、数百万人の人が投票登録をしていて…、これは私の情報ではありません。ピューのリポートやほかの場所からの情報です。投票登録の資格のない数百万人の人が投票登録されているのです。

もう1つ別の例を挙げましょう。私は腐敗したメディアについて語りました。私は数百万人の人々についても語りました。もう1つ、別の例を挙げましょう。彼女は立候補を許されるべきではないのです。これは不正です。彼女はとても重い罪で有罪なはずです。彼女は立候補を許されるべきではありません。その点だけでも、私は不正操作されていると思います。なぜなら、彼女は決して、、、

司会者:しかし…

トランプ:彼女はメールの件や、ほかの多くの件からして、大統領に立候補することを決して許されるべきではなかったのです。

司会者:しかし、この国には伝統があります。実際、それはこの国の誇りでもあります。つまり、権力の平和的な移行のことです。そして、選挙戦がいかに激しく戦われたものであっても、選挙戦の最後には敗者が勝者に負けを認めることです。私は、あなたが必ず敗者になるとか、勝者になると言っているわけではありません。しかし、敗者は勝者に負けを認め、国民は部分的には国の利益のために結束するのです。あなたは、今はその原則を守る約束をするつもりがないとおっしゃっているのですか?

トランプ:私が言っているのは、そのときになれば話す、ということです。あなたにはハラハラしておいてもらいます。いいですか?

クリントン:それについて私に答えさせてください。なぜなら、それは恐ろしいことだからです。ドナルドは、物事が自分の有利な方向に進んでいないときは必ず、それが自分に不利なように不正操作されていると主張するのです。

私のメールについては、FBIが一年に渡る捜査を行いました。彼らは、事件性はなかったと結論付けました。彼はFBIが不正操作されていると言っています。彼はアイオワ州の党員集会で敗れました。ウィスコンシン州の予備選でも敗れました。彼は、共和党の予備選は自分に不利なように不正操作されていると言いました。トランプ大学が詐欺やゆすりで訴えられると、裁判所の制度や連邦判事が自分に不利なように不正操作されていると言いました。こんなこともありました。彼は3年連続で自分のテレビ番組がエミー賞を取れず、エミー賞が自分に不利なように不正操作されているとツイートし始めたのです。

トランプ:本当は賞を取れていたはずです。

(笑)

クリントン:これが彼の考え方です。これがドナルドの考え方です。それは面白いですが、本当に厄介でもあります。

司会者:わかりました。

クリントン:私たちの民主主義はそのような仕方では機能しません。私たちの国は生まれて240年ぐらいたちます。私たちは自由で公平な選挙を行なってきました。私たちは、選挙の結果が気に入らないときも、それを受け入れてきました。本選挙の討論会のステージに立つ人なら誰でも、そうすることが求められます。オバマ大統領は先日、あなたはまだ試合が終わっていないのにメソメソ愚痴を言っている、と言っていました。

(拍手)

司会者:皆さん、お静かに。皆さん、お静かにお願いします。

クリントン:それは、あなたがこの仕事の適性がないことを示しています。彼の発言、そして、その発言の意味することを明確にしておきましょう。彼は侮辱しているのです。彼はこの国の民主主義をけなしているのです。私は、この国の二大政党の1つの党の指名候補がそのような立場を取ることをおぞましく思います。

トランプ:私は、FBIがやったことや、司法長官がアリゾナの滑走路で飛行機の後ろで彼女の夫と会ったことなどの、司法省がやったことは恥ずべきことだと思います。それは恥辱だと思います。

司会者:わかりました。

トランプ:この国で、これほどひどい状況になったことはかつて一度もなかったと思います。

(拍手)

外国との紛争

司会者:皆さん、お静かに。それは誰にとっても得にはなりません。討論を続けましょう。外国の紛争地域の議題に移りましょう。

モスルを取り戻すためのイラクの攻撃が始まりました。彼らが町から、そして、国全体からISを追い出すことに成功すれば、問題は、その翌日からはどうなるのかということです。お2人のどちらが大統領になるとしても、その問題に向き合わなければなりません。

ISが戻って来ないようにするために、あるいは彼らよりももっと悪い何者かに取って代わられないようにするために、アメリカ軍をその空洞に送り込みますか?クリントン長官、この話題についてはあなたから先にお答えください。2分でお願いします。

クリントン:私は、クルド人部隊の支援を受けたイラク軍が率いる取り組みがなされていることに勇気づけられています。また、彼らは特殊部隊や、ほかのアメリカの現地人員からも支援や助言を受けています。しかし、私は占領軍としてアメリカ兵をイラクに展開することは支持しません。それは私たちの国益にはならないと思います、そして、それは賢明な策だとも思いません。それは、私はISが再編するための怒りを呼ぶものになってしまうと思います。

ここでの目標は、モスルを取り戻すことです。これは厳しい戦いになるでしょう。私はそれについては幻想は持っていません。そして、そのうえでシリアに突き進み、ISの本拠地であるラッカを取り戻して、そこに入るのです。

私は、アメリカの軍事顧問が行なってきた大変な努力が実を結ぶことを期待しています。そして、軍事作戦が成功することを期待します。しかし、私たちは、やるべきことがたくさんあることもわかっています。シリアは、イランやロシアが助け、煽動している内戦が続く限り、テロの温床であり続けるでしょう。

だから私は、ISを注視し続ける必要があると言ってきたのです。だから私は、私たちを国内で守るための情報活動を増やしたいのです。そして、私たちは彼らを空から、地上で、そして、オンラインで攻撃する必要があります。国内では、テロリストに武器を買わせないようにしなければなりません。飛行機に乗せるのが危険な人物は、銃を買わせるのも危険なのです。

私は、シリア国内での飛行禁止区域と避難場所の設定を提唱し続けます。その目的は、シリア人を助け、難民の絶え間ない流出を防ぐためだけでなく、率直に言えば、シリア政府とロシアの両方に対して圧力をかけるためです。そうすれば、私たちは紛争を終わらせて、政治的な道に進むために必要な真剣な交渉が行えるかもしれません。

司会者:トランプさんに同じ質問です。アメリカがISをモスル、そして、イラクから追い出すことができたら、あなたは、彼らが戻って来ることや、ほかの何者かの台頭を防ぐために、アメリカの部隊をそこに派遣する気がありますか?

トランプ:1つ申し上げたいのは、モスルはとても悲惨な状況だということです。私たちはモスルを支配していました。しかし、彼女が全員を撤退させると、私たちはモスルを失いました。今、私たちはモスルを奪還するために再び戦っています。モスルでの問題は、彼らがモスルにいると考えていたISの指導者たちを捕まえようとしていたことです。

3か月ぐらい前、私は「彼らは指導者たちを捕まえたいと考え、モスルを攻撃するつもりである」という記事を目にし始めました。奇襲の要素はどうなってしまったのでしょうか?私たちはモスルを攻撃することを発表したのです。私はモスルを攻撃することに関する記事をかなり前から目にしています。どれぐらいの間でしょうか、ヒラリー、3か月ですか?その人たちはみんな去ってしまいました。みんな去ってしまったのです。

奇襲の要素です。ダグラス・マッカーサーやジョージ・パットンは、この国の愚かさを見て、墓の中でめまいがしているでしょう。私たちは今、かつて自分たちが支配していたモスルのために戦っています。彼女にとって必要なのは、そこにとどまることだけでした。しかし、私たちは今、それを奪還しようとしています。

しかし、私たちが最終的にモスルを奪還できたら、誰がモスルで大きな勝者になるか分かりますか?彼らがそれを行なった唯一の理由は、彼女が大統領に立候補していて、彼らが自分たちを強く見せたいことだけです。彼らは、自分たちをよく見せたいのです。彼は「警告ライン」の約束を破りました。彼はとても多くの間違いを犯しました。あらゆる間違いを犯しました。だから大量の難民が発生しているのです。しかし、彼女は選挙のために自分を良く見せたがっています。だから彼らは攻め入るのです。
しかし、誰がモスルを奪還するのでしょうか?私たちは最終的にはモスルを奪還するでしょう。しかし、今起きていることを見ると、それは彼らが考えていたよりもはるかに厳しい状況です。はるかに厳しいです。そして、はるかに危険です。彼らが考えていたよりも多くの死者が出るでしょう。

しかし、アメリカが捕まえたいと考えていた指導者たちは、みんないなくなってしまいました。なぜなら、彼らは賢いからです。彼らは「われわれは何のためにこれを必要としているのか?」と考えたのです。モスルはすばらしい場所になるでしょう。

イランは、私たちに感謝状を書くべきです。あれは歴史上最も愚かな合意でした。イランに核兵器を与えるのが絶対に確実な合意です。イランは私たちにもう一通感謝状を書くべきです。なぜなら、何年も前に私が言ったように、イランはイラクを奪いつつあるからです。彼らはずっと前からそうしたがっていました。しかし、私たちが彼らに、それを簡単にしてあげたのです。

私たちはこれからモスルを奪還するでしょう。誰がその恩恵を受けるか分かりますか?イランです。そうです、彼らは私たちの裏をかいています。あなたはそこにはいませんが、その意思決定には関わっているかもしれません。しかし、あなたたちがモスルやイラクから全員を撤退させたとき、あなたはそこにいたのです。

あなたたちはイラクに攻め入るべきではありませんでした。しかし、あなたはそれに賛成票を入れました。あなたたちはイラクに攻め入るべきではありませんでした。しかし、一旦イラクに入ったら、決して撤退すべきではなかったのです。

司会者:2分が経ちました。

トランプ:重要なのは、大きな勝者はイランになるだろう、ということです。

クリントン:ドナルドはまた、彼がイラク侵攻を支持していなかったことを示唆しています。私は、それは間違いだと言いました。私は何年も前からそう言ってきました。彼が一貫して否定しているのは…

トランプ:違います。

クリントン:とても明確な事実で…

トランプ:違います。

クリントン:侵攻の前、彼はそれを支持していました。皆さんにはグーグルで検索していただきたいです。グーグルで「ドナルド・トランプ イラク」と検索してください。彼がイラク侵攻に賛成していたことを立証する数十件の情報が見つかるでしょう。

トランプ:違います。

クリントン:実際、彼がそう言っている音声を聞くこともできます。なぜこれが問題なのでしょうか?それが問題なのは、彼が自分の立場について真実を語っていないからです。彼は、私がそれに賛成票を入れたので、そのような発言によって私との違いがはっきりし、自分がよく見えると考えているのでしょう。

しかし、ここで本当に重要なのは、すべての相互作用を理解することです。モスルはスンニ派の都市です。モスルはシリアとの国境沿いにあります。そして、私たちはバグダディを追いかける必要があります。あなたが「セレブリティ・アプレンティス」をやっているときに、私たちがビンラディンを追いかけたのと同じようにです。そして、私たちは彼に正義の裁きを下しました。私たちは、指導者たちを追いかける必要があります。

しかし、私たちは彼らを、兵士たちを排除する必要があります。モスルには、数千人の兵士がいると推測されています。彼らは地下に潜っています。彼らは防衛態勢を固めています。厳しい戦いになるでしょう。しかし、私は、私たちはモスルを取り戻せると思います。そうすれば、私たちはシリアに入り、ラッカを取り戻せます。

これが私たちのやるべきことです。驚いたことに、彼は、イラク政府やアメリカの同盟国、そのほかのあらゆる人たちが、この選挙で私を助けるためにモスルに攻撃を仕掛けたと考えているようです。しかし、それがドナルドの考え方です。彼は常に何らかの陰謀を探しているのです。

トランプ:私たちにとっては何の得もありません。

クリントン:彼はあらゆる陰謀説を唱えています。

トランプ:イランがイラクを奪いつつあります。

司会者:クリントン長官…

トランプ:イランがイラクを奪いつつあります。私たちにとっては何の得もありません。

クリントン:彼はかなり前からこの陰謀説を喧伝しています。

トランプ:彼らが奇襲を仕掛けていれば…

司会者:待ってください、クリントン長官、これは公開討論です。

クリントン:彼が言っているのは…

トランプ:彼らがそれを奇襲攻撃として行っていれば、私たちには得るものはあったでしょう。

司会者:長官、トランプさんに話をさせてください。

クリントン:適性がありません。彼は口を開く度にそれを証明しています。

トランプ:違います。適性がないのはあなたです。ウィキリークスが新たな情報を暴露しました。ジョン・ポデスタ氏は、あなたについて恐ろしいことを言っていました。いやはや、彼の言う通りです。彼はいくつかひどいことを言っていました。そして、バーニー・サンダース氏は、あなたの判断力はひどいと言っていました。それは事実ですが。

アメリカは世界に対して、モスルに攻め入ることを知らせてからモスルに入りました。私たちが捕まえたかった人たち、指導者たちは、みんな逃げてしまいました。それがよいことだったと思っているなら、あなたの判断力はひどいです。ジョン・ポデスタ氏は、あなたの直感力はひどいと言っています。バーニー・サンダース氏は、あなたの判断力はひどいと言っています。私はその両方の意見に賛成です。

クリントン:あなたはバーニー・サンダース氏に尋ねるべきです。彼は私を大統領候補として支持してくれています。そして、彼が言ったのは…

トランプ:それは大きな間違いです。

クリントン:彼は私のために全国で遊説しているときに、あなたがアメリカの近代の歴史上最も危険な大統領候補だと言っています。彼の言う通りだと思います。

司会者:アレッポの話をしましょう。トランプさん、前回の討論会で、あなたたち2人はシリアの都市、アレッポの状況について質問を受けました。私はそれについてフォローアップしたいです。なぜなら、あなたは討論会の中で事実とは異なることをいくつか述べていたからです。あなたは、アレッポは基本的に崩壊していると言われました。実際は…

トランプ:そこは大惨事になっています。私が言いたいのは…

司会者:それはそうです。しかし…

トランプ:大混乱です。

司会者:25万人の…

トランプ:あなたはそれを見ましたか?見たのですか?

司会者:トランプさん…

トランプ:あなたはアレッポで起きていることを見たのですか?

司会者:私の質問を最後まで言わせてください。

トランプ:いいでしょう、そこは崩壊していないのですね。ご自分で確認してください。

司会者:25万人の人々がまだそこに住んでいて、次々と殺されています。

トランプ:その通りです。そして、彼らは次々と殺されています。

司会者:はい。

トランプ:ひどい意思決定のせいです。

司会者:質問を最後まで言わせてください。あなたは、シリアとロシアはISと精力的に戦っているとも言いました。実際は、アレッポ東部を空爆し、砲撃しているのは彼らです。そして、彼らは人道的な中断を発表しました。これは、彼らがアレッポを空爆し、砲撃していたのを認めたのと同じことです。自分の発言について弁明されますか?

トランプ:アレッポの状況は大惨事です。それは人道的悪夢です。しかし、そこはどんな見地から言っても崩壊しています。何が必要なのですか?署名された文書ですか?アレッポを見てください。そこで起きていることを見ると本当に悲しいです。

その多くはヒラリー・クリントンのせいです。なぜなら、彼女はアサドと戦ったものの、彼は彼女が思っていたよりもはるかに手強かったからです。彼女はこれからこう言うでしょう。「彼はアサドが大好きなのだ」と。彼は、彼女やオバマ氏よりもはるかに強く、賢い人物です。みんな、彼が2年前、3年前にはいなくなっていると考えていました。彼はロシアと協調しました。

彼は今、イランとも協調しています。アメリカがイランをとても強い国にしてしまいました。アメリカはイランに1500億ドル支払ったのです。17億ドルは現金で払います。そう、現金です。このステージと同じぐらい大きな札束です。アメリカは彼らに17億ドル払ったのです。

彼はロシアと、そして、イランと協調しています。彼らはISの存在を望んでいません。しかし、彼らには、ほかの思惑があります。なぜなら、アメリカが反体制派を支援しているからです。私たちは、反体制派が何者なのかも知りません。私たちは彼らに多額のお金や、あらゆるものをたくさん与えています。私たちは、反体制派が何者なのかも知りません。それは起きないでしょう。なぜなら、ロシアとイランがいるからです。しかし、アサドを追放できたとしても、アサドと同じぐらい悪い人物が現れるかもしれません。彼は悪い男ですが、アサドよりも悪い男が現れる可能性は十分あるのです。

彼女が何もしていなければ、私たちは今よりもはるかにましな状況にあったでしょう。それが大量の難民を発生させたのです。彼女は、数万人のシリア難民を受け入れようとしています。多くの場合、彼らはおそらく、いやおそらくではありません。彼らは間違いなく…

司会者:いいですか…

トランプ:多くの場合、ISとつるんでいます。私たちは今、彼らをこの国に入れています。そして、結果が出るまで待っているのです。これは大きなトロイの木馬です。私たちは、今後、数年で起きることを見るまで待つのです。ヒラリー、あなたの幸運を願います。すばらしい仕事をしてくれてありがとうございました。

司会者:クリントン長官、あなたは前回の討論会、そして、きょうもまた、アレッポの人々を守るため、そこでの殺戮を止めるために、飛行禁止区域を設定したいと述べています。オバマ大統領は、それを拒否しています。彼は、それによって私たちが紛争に深入りすることを恐れているからです。

ジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長は、飛行禁止区域を設定すれば、シリアやロシアと戦争になる可能性が高いと述べています。そこでお聞きします。飛行禁止区域を設定するとしたら、あなたはまず、それらの懸念にどう答えますか?
2つ目の質問ですが、飛行禁止区域を設定して、ロシアの飛行機がそれに違反したら、あなたは大統領としてその飛行機を撃ち落とすよう命令しますか?

クリントン:まず、私は飛行禁止区域の設定により、人命を救えるし、紛争の終結を早めることもできると思います。私は、あなたが挙げられた大統領と大将の妥当な懸念については十分認識しています。

これは初日から行われるわけではありません。これには多くの交渉が必要です。そして、ロシアとシリアに、私たちの目的が地上の安全地帯を確保することであることを明確に説明する必要もあります。
数百万人の人々がシリアから脱出しています。そして、家を失った人がシリア国内に数百万人います。私たちは合意を取りつけ、ロシアとシリアに明確に説明することができると思います。「これが、シリアの地上の人々の最善の利益になり、私たちのISとの戦いにおいても役に立つ」と説明するのです。

私は、ドナルドの難民に関する発言に反論したいです。彼は何度もこれらの主張をしています。私は、審査を受けていない、私たちが信頼できない人は誰もこの国に入れるつもりはありません。しかし、私は女性や子供たちを門前払いするつもりはありません。アレッポの4歳の幼い少年が救急車の中で顔から血を流して座っているあの写真は、心から離れません。私たちは入念な、徹底的な審査を行います。

それによって、ISに関する国内の課題が解決することはないし、私たちが過激化を止め、攻撃を察知して予防する最前線にいるアメリカ人のイスラム教徒社会と協力する必要性がなくなるわけではありません。実際、オーランドのパルスというナイトクラブで数十人を殺した人物はクイーンズの生まれでした。ドナルドが生まれたのと同じ場所です。何が脅威なのか、それにどう立ち向かうのが最善なのかを明確にしましょう。

確かに、それらの脅威の一部はシリアやイラクから派生しています。だから、私たちは戦い続けなければなりません。私はISを打倒します。その一方で、私たちは国内の取り組みを強化し、もっと賢く動かなければなりません。

司会者:皆さん、最後の話題に移りたいと思います。

トランプ:いや、私は…

司会者:手短にお願いします。

トランプ:彼女がISを打倒するというのは本当にばかげています。そもそも、私たちはISの台頭を許すべきではなかったのです。そして今、彼らは32か国で活動しています。

司会者:分かりました。

トランプ:ちょっと待ってください。彼らは3週間前に停戦を行いました。アメリカ、ロシア、シリアの停戦合意です。そして、停戦中に、ロシアは広大な土地を奪いました。そして、彼らは「私たちはもう停戦は続けたくない」と言ったのです。

アメリカはミサイルに関して、停戦に関して、完全に出し抜かれています。彼らは出し抜かれています。彼女はそこにはいませんでした。彼女は、それには全く関与していないはずです。しかし、この国はプーチンやアサドに完全に出し抜かれています。さらに言えば、イランにも、です。私たちの指導者がどれほど愚かなのか、誰も信じられないぐらいです。

国の債務

司会者:トランプさん、クリントン長官、最後の話題に移らなければなりません。国の債務についてです。これは今夜まで議論されてきませんでした。
この国の債務は、GDP対比で77%です。これは第二次世界大戦直後以来、最高の数字です。しかし、超党派の責任ある連邦予算委員会は、クリントン長官の計画では、債務は今後10年でGDPの86%まで増えると言っています。彼らは、トランプさんの計画では、今後10年でGDPの105%まで増えると言っています。

そこで質問です。なぜ、お2人はこの問題を無視しているのですか?トランプさんからお答えください。

トランプ:私に言わせれば、彼らが間違っているのです。なぜなら、私は大量の雇用を創出するからです。そして、私たちはGDP成長率を現在の1%から増やします。彼女が大統領になれば、それはゼロを割り込むでしょう。しかし、私たちは、それを1%から4%に増やします。実際、私は4%よりも高くできると考えています。5%か6%まで増やせると思います。それができれば、そんな質問をわざわざする必要はなくなります。なぜなら、私たちは巨大な機構を持つことになるからです。

私たちは再び、巨大な経済機構を作ることになるでしょう。それをするために、私たちは雇用を取り戻します。私たちは、アメリカの企業がほかの企業に襲われて、すべての雇用を失い、製品を作らなくなってしまうような事態は許しません。それはとても悲しい状況です。しかし、私は、産業の観点からこの国を以前のような姿に戻します。私たちは以前はそうだったのです。私たちはそれを諦めてしまいました。私たちは、とてもだらしなくなってしまったのです。

雇われ政治家たちが、世界最大の合意を取り付けています。それらの合意は企業よりも大きいのです。それらの貿易合意は、大企業よりもはるかに大きいのです。しかし、私たちはアメリカのすばらしい指導者たちを活用していません。彼らの多くは私を支持していますが、ヒラリーを支持している人もたくさんいます。それは認めましょう。しかし、私たちは彼らを活用していません。その人たちは、世界最高の交渉人たちです。この国には、世界最高の実業家たちがいます。私たちは、貿易合意の交渉のために彼らを活用すべきです。

私たちは雇われ政治家を使っています。私たちは、選挙で献金をしたから、その地位につけたような人たちを使っています。彼らは、中国や自分たちよりもはるかに賢い人たちを相手にしています。だから、私たちはこの国のとても優秀な人たちを活用すべきです。

しかし、そうは言っても、私たちは、この数十年間見たこともなかったような経済機構を作ります。そして、人々は仕事に戻るでしょう。そして、多くのお金を稼ぐでしょう。企業は成長し、拡大するし、新たな事業も生まれるでしょう。

司会者:クリントン長官。

クリントン:ドナルドはそのような話をして、「アメリカを再び偉大な国する」を自分のスローガンにしています。それを聞くと、私は彼がいつアメリカが偉大な国だと思ったのか不思議に思います。彼が口を挟んで、「あなたとオバマ大統領が登場する前だ」と言う前に、認識しておくべき重要な事実があります。それは、彼が数十年間、この国の政府を批判し続けてきたことです。

1987年に、ロナルド・レーガン氏が大統領だったとき、彼はニューヨーク・タイムズに10万ドルの広告を出しました。そして、彼はさっき言ったことと全く同じことを述べたのです。つまり、私たちは世界の笑いものになっている、と。彼はレーガン大統領を批判していました。彼はそのようにして自分を中心に置き、「自分だけがこれを治せる」と言うのです。党大会のステージでもそう言っていました。

しかし、あなたが質問した債務の問題についてですが、私は、自分が提案しているすべての政策について、財源を確保します。私は、国の債務には一銭も加えません。私はこれをとても真剣に受け止めています。なぜなら、それは私たちが正面から取り組むべき問題の一つだからです。

教育の財源をどうするのかについて、インフラにいかに投資するのかについて、処方箋薬の値段をいかにして下げるのかについて、そして、皆さんがいつも私に訴えてくる、ほかの多くの問題について私が語るとき、私は、私たちはお金がある所に行くべきだと明確に主張してきました。私たちは、富裕層や企業に相応な負担額を払うよう求めます。

私たちの成長を鈍化させたり、縮小させるような兆候は全くありません。実際、私はむしろ逆だと思います。私たちは、経済学者が言うところのミドルアウト成長を実現します。私たちは、中産階級、アメリカの家族を立て直す仕事に戻らなければなりません。成長はそこから生まれるのです。だから私は、皆さんに投資したいのです。私は皆さんの家族に投資したいのです。

経済を成長させ、経済の公平性を高めるには、それが最も賢い方法だと思います。これについては私たちの間には大きな意見の相違があります。それは、私たちの経験のせいかもしれません。彼は、大金持ちの父親の下で人生をスタートしました。

トランプ:ええ、ええ、その話は以前も聞きましたよ、ヒラリー。

クリントン:私は…、私の父は小さな企業の経営者でした。

トランプ:その話は以前も聞きました。

クリントン:その違いが、私たちの世界観や、私たちが経済をどうしたいかという考えに影響を与えています。

司会者:時間です。

トランプ:ヒラリー、ありがとうございました。反論していいですか?

司会者:いいえ、時間がなくなってきていますから。

トランプ:なぜなら、実際、私は貿易に関してはロナルド・レーガン氏に強く反対していたからです。私は彼とは違う意見でした。当時ですら、私たちは貿易に関してもっと強い態度を取るべきだったのです。私は何年も待ってきました。誰もそれを正しい方法でやってくれません。

司会者:わかりました。

トランプ:はっきり言いましょう。これから私たちがそれを正しい方法でやります。

司会者:わかりました。この討論会で最後に私がお聞きしたいのは、この国の債務の最大の要因が社会保障給付であるという事実についてです。それは、すべての連邦支出の60%を占めています。責任ある連邦予算委員会は、お2人の計画を吟味したうえで、お2人のどちらとも、次のような問題を解決できるような真剣な計画を持っていない、と言っています。

その問題とは、このまま行けば、高齢者向け医療制度の資金は2020年代に尽きてしまい、社会保障の資金は2030年代に尽きてしまい、その時には受給者の給付金が大幅に減らされてしまうことです。

この点に関してお2人にお聞きしたい最後の質問は…、トランプさんからお聞きしましょう。あなたは、大統領として、高齢者向け医療制度と社会保障を救うために、増税と給付金削減の両方を含むような取引き、つまり社会保障給付に関する包括的取引を行いますか?

トランプ:私は減税を行います。私たちは経済を成長させます。経済は記録的な成長率を見せるでしょう。

司会者:それは社会保障給付の役には立たないでしょう。

トランプ:いいえ、大いに役に立ちます。1つやらなければならないことがあります。オバマケアという名前の大惨事を廃止し、新しいものに取り替えることです。それはこの国の経済を破壊しています。それは、この国の企業を、中小企業を、大企業を破壊しています。私たちは、オバマケアを廃止し、新しいものに取り替えなければなりません。

それが2017年に私たちにどれだけの負担を強いることになるか、その数字を見てください。それは大惨事です。私たちがそれを廃止して、新しいものに取り替えなくても、それはおそらく自分の重さに耐えられず消滅してしまうでしょう。しかし、オバマケアは廃止しなければなりません。保険料は、60%、70%、80%上がっています。来年は100%以上上がるでしょう。

私は、少なくとも人々が今、起きていることに気づいてくれたことが本当にうれしいです。なぜなら、彼女はオバマケアを維持し、それをさらに悪いものにしたがっているからです。これ以上悪くするなんてありえません。それは最も値段の高い悪い医療制度です。私たちはオバマケアを廃止して、新しいものに取り替えなければなりません。

司会者:クリントン長官に同じ質問です。社会保障と高齢者向け医療保険制度は、資金が尽きてしまいます。信託基金はお金が尽きてしまいます。あなたは大統領として、両方のプログラムを救うために、増税と給付金削減を含む包括的取引を検討しますか?

クリントン:私は、社会保障の信託基金にもっとお金を投入すべきだと公に発言しています。それが富裕層への増税をするうえでの私の約束の一つです。私の社会保障の分担金は増えるでしょう。ドナルドの分も増えるでしょう。彼がそれを逃れる術を見つけられないことが前提ですが。しかし、私たちがやりたいのは、社会保障の信託基金を補充することです。

トランプ:嫌な女だ。

クリントン:十分な財源を確保することによって、です。そして、それは上限を引き上げること、または、より多くのお金をそれに投入する、ほかの方法を見つけること、あるいは、その両方によって確保します。私は給付金は削減しません。私は、低所得の労働者や、現在の社会保障制度で不利な扱いを受けている女性のための給付金を拡充したいです。

しかし、ドナルドが提案している大幅な減税を行えば、20兆ドルの国の債務が追加で生まれることになります。それは、社会保障や高齢者向け医療保険制度に甚大な結果をもたらすでしょう。

彼が廃止したがっている医療保険制度改革法について一言申し上げましょう。医療保険制度改革法は、高齢者向け医療保険制度の信託基金の支払い能力を延長しました。だから、それを廃止すれば、高齢者向け医療保険制度の問題はさらに悪化します。私たちがやるべきなのは、、、

トランプ:あなたの夫はあなたとは違う意見です。

クリントン:長期的な医療費の高騰要因を追求することです。私たちは、コストを下げ、価値を高め、健康を重視すべきです。私には、それをするための計画があります。私は、より多くの財源や、より困難な決断によって、社会保障給付の支出を抑制できると思います。

司会者:おそらく、お二人にとっては喜ばしことかもしれませんが、この選挙戦で、お2人が同じステージに立つのは今回が最後です。私は、前向きな調子でこれを終わらせたいと思います。お2人は、締めくくりの言葉を言うことには同意されませんでした。しかし、変な話ですが、そのことによってこれがさらに興味深いものになるかもしれません。なぜなら、お2人は締めくくりの言葉を用意していないからです。

私たちは時間を表示します。1分です。最後の討論会の最後の質問です。国民に、なぜ彼らが次期大統領としてあなたを選ぶべきなのか、語ってください。これは、もう1つの新しい短い議題です。クリントン長官、あなたが先に答える番です。

クリントン:今夜ご覧になっているすべての方に、私はすべての国民、民主党員、共和党員、そして、無党派の人々に手を差し伸べるつもりだと申し上げたいです。なぜなら、私たちがこの国を本来あるべき姿にし、経済を成長させ、経済の公平性を高め、経済をすべての人々のために機能させるためには、すべての人々の力が必要だからです。私たちは、皆さんの才能、皆さんの技術、皆さんの尽力、皆さんのエネルギー、皆さんの野心を必要としています。

私は、大統領職を間近で見るという特権に恵まれました。私は、この国を守るという重大な責任と、皆さん全員の生活を良くするために働くというすばらしい機会があることを認識しています。私は、子供や家族のための大義を自分のライフワークにしてきました。

大統領になってもその使命は変わりません。私は、家族のために、強力な利益団体や企業に立ち向かいます。私は、皆さんが昇給をよう良い仕事につき、皆さんの子供たちが幼稚園から大学まで、よい教育を受けられるように、できることは何でもします。私は、皆さんが私に、皆さんの大統領として尽くす機会を与えてくれることを願っています。

司会者:クリントン長官、ありがとうございました。トランプさん。

トランプ:彼女は、彼女がコントロールしたい人たちからお金を集めています。そううまくは行きません。

私はこの選挙戦をとても力強くスタートさせました。それは、「アメリカを再び偉大な国に」という選挙戦です。私たちはアメリカを偉大な国にします。私たちは、軍を疲弊させてしまいました。軍を助け、軍を治さなければなりません。私たちの軍には、地球上で最もすばらしい人々がいます。私たちは、退役軍人の面倒をしっかり見ていません。私たちは、不法移民の面倒を見ています。彼らは、不法に国に入って来る人たちですが、私たちは退役軍人よりも彼らの面倒をしっかり見ています。これはありえません。

この国の警察官と女性は軽視されています。私たちには法と秩序が必要です。しかし、私たちには正義も必要です。貧困街の状況は大惨事です。歩いて店に行くだけで銃で撃たれるのです。彼らは教育を受けていません。彼らには仕事がありません。私は、彼女が10回分の人生で行なうよりも多くのことを、アフリカ系アメリカ人やヒスパニック系の人々のために行います。

彼女がアフリカ系アメリカ人やヒスパニック系の人々に対して行なってきたのは、話すことだけです。しかし、彼らは票を得ます。そして、その後で戻って来て、「4年後にまたお会いしましょう」と言うのです。

私たちは、アメリカを再び強い国にします。私たちは、アメリカを再び偉大な国にします。それは今始めなければなりません。バラク・オバマの4年間をまた繰り返すわけにはいきません。皆さんが彼女を当選させればそうなるでしょう。

司会:お二人ともありがとうございました。

(拍手)

クリントン長官…、皆さん、少しお待ちください。クリントン長官、トランプさん、3回の討論会すべてに参加頂いたことに感謝します。

大統領候補討論会委員会が主催することしの討論会はこれで終わりです。私たちを迎え入れてくださったネバダ大学ラスベガス校とその学生の皆さんに感謝します。これで、決断は皆さんの手に委ねられました。

数百万人がすでに投票していますが、投票日は11月8日で、あとたった20日です。ここにいるすべての方々が同意できることが1つあります。私たちは、皆さんが投票に行くことを願っている、ということです。それは、このすばらしい国に住むことによる名誉と義務の一つです。ありがとうございました。おやすみなさい。