震災から10年を過ぎても、東部と西部の“格差”は埋まりませんでした。大阪に近い東部では民間のマンションの開発が進んだためです。一方、西部では少子高齢化に歯止めがかからない状態が続いています。宅地開発が進み、長い間、神戸の人口増加を支えていた西区でも人口減少に転じ、神戸市全体の人口も平成24年から減り始めます。