震災から10年近くたった平成16年11月、神戸市の人口は152万977人となり、震災直前の水準を初めて上回ります。HAT神戸など災害復興公営住宅への入居が本格化し、住宅の再建も進みました。しかし、東部(東灘・灘・中央)と西部(兵庫・長田・須磨)では、人口の復興に差が出始めます。東部がいち早く震災前の水準に戻った一方で、西部は震災前の水準に戻ることなく人口は減少に転じます。