「土用の丑の日」を前に うなぎ出荷最盛期 愛知 西尾

7月24日の「土用の丑(うし)の日」を前に、養殖うなぎの生産が盛んな愛知県西尾市で、うなぎの出荷が最盛期を迎えています。

西尾市一色町は全国有数の養殖うなぎの産地です。

7月24日の「土用の丑の日」を前に、いま出荷が最盛期を迎えていて、「一色うなぎ漁業協同組合」の集荷場には、40センチから50センチほどに育ったうなぎが次々に運び込まれ、組合の職員たちが重さごとに選別していました。

選別されたうなぎは、このあと1日か2日ほど冷たい水にさらして身を引き締めたあと、中部地方を中心に、全国に向けて出荷されるということです。

組合によりますと、お盆までの夏のピーク時の出荷量は、年間の出荷量の3分の1にあたり、去年並みのおよそ800トンを見込んでいるということです。

「一色うなぎ漁業協同組合」の山本浩二組合長は「脂ののった柔らかいうなぎに育っているので、三河のうなぎを食べて暑い夏を乗り切っていただきたい」と話しています。