病院の送迎車が電柱に衝突 高齢者9人がけが 命に別状なし 青森

16日朝、青森県東北町で病院の送迎用の車が電柱に衝突し、乗っていた高齢者9人が腕の骨を折るなどのけがをして病院に搬送されました。いずれも意識はあり命に別状はないということです。

16日午前9時すぎ、青森県東北町膳前の町道で70代から90代の高齢者9人を乗せた病院の送迎用のワンボックスカーが道路脇の電柱に衝突しました。

警察などによりますとこの事故で車に乗っていた高齢者9人が病院に搬送され、このうち、4人が腕や胸の骨を折るなどの大けがをし、ほかの5人は額などに軽いけがをしたということです。

いずれも意識はあり命に別状はないということです。

警察によりますと送迎用の車を運転していたのは60代の病院の職員で、16日朝はそれぞれの高齢者の自宅に迎えに行ったあと、病院に向かう途中だったということです。

病院によりますと運転していた職員は「きょうはふだんと違う送迎ルートだったため、道順などを考えていたら電柱にぶつかってしまった」などと話しているということです。

警察は、当時の状況や事故の原因を詳しく調べています。