パリ五輪 ゴルフ女子日本代表 笹生がメダル獲得へ意気込み

パリオリンピックのゴルフ女子の日本代表で、先月、海外メジャー大会の全米女子オープンを制した笹生優花選手が記者会見し「メダルは取りたいと思っている。100%の状態で出場して自分にチャンスをあげられるようにしたい」と意気込みを話しました。

23歳の笹生選手は、先月の全米女子オープンで3年ぶり2回目の優勝を果たし、日本選手として男女を通じ初めて海外メジャー2勝目を挙げ、パリオリンピックの出場権を獲得しました。

16日は笹生選手が医薬品などを製造・販売する企業と所属契約を結んだことを受けて、記者会見が開かれました。

この中で笹生選手は、母親の母国であるフィリピン代表として出場した東京大会に続いて、自身2回目となるオリンピックについて「日本代表としては初めてなので、その場に行ってみないとどんな気持ちになるかわからないがすごく楽しみだ。ほかの日本代表選手に会って、いろんなことを学びたい」と、話しました。

会場のコースはこれまでプレーしたことがないということで「テレビで見た印象ではすごく難しいゴルフ場なので、しっかり時間をかけて練習したい」と、話しました。

そのうえで「もちろんメダルは取りたいと思っている。準備が一番大事だと思うので、準備をしっかりして、できるだけ100%の状態で出場して、自分にチャンスをあげられるように頑張りたい」と、メダル獲得への意気込みを示しました。