マツダ 認証試験不正で出荷停止の2車種 7月18日以降生産再開へ

マツダは、国の認証試験の不正で出荷を停止していた2つの車種について、国土交通省による基準への適合の確認を受けて、18日以降、生産を再開することを決めました。

国の型式指定の申請に伴う認証試験で自動車メーカーなど5社が不正を行っていた問題で、このうちマツダは、「MAZDA2」など2車種の国内向けの生産を先月6日から停止していました。

その後、国土交通省の調査で国の基準への適合が確認され、先月28日に出荷停止の指示が解除されたことを受けて、マツダは、▽山口県の防府工場で18日から、▽広島県の本社工場では今月22日から、対象の車種の生産を再開することを決めました。

2車種の国内向けの月間の生産台数は合わせておよそ1700台で、会社は、取り引き先に対しては、生産停止の間の影響を確認したうえで、費用の負担などの対応を検討するとしています。

マツダは「再発防止の取り組みを確実に実施し、信頼回復に努めていきます。納車が遅れているお客様にはできるだけ早くお届けできるよう努力していきます」とコメントしています。