大谷翔平 2028年ロス五輪「出たい気持ちはもちろんある」

大リーグ、オールスターゲームの前日会見で2028年のロサンゼルスオリンピックについて出場する意思を問われた大谷選手は「出たい気持ちはもちろんある」と前向きな姿勢を示しました。

大谷選手は「国際大会はもちろん特別だと思うし、オリンピックも特別だと思う。特にオリンピックは、ふだん野球を見ない人も見る機会が増えてくるので、そういう意味では野球界にとっても大事なことかなと思う。個人的にも出てみたいなという気持ちはもちろんある」と話しました。

2028年のロサンゼルスオリンピックで実施される野球をめぐってはWBSC=世界野球ソフトボール連盟の会長が「世界中のリーグと話し合い、プロフェッショナルな大会にすることで合意している」などと話していますが、大リーグ機構はこれまでオリンピックで全30球団の40人枠に入っている選手たちの参加を認めたことはなく、今回も明確な立場を表明していません。

大リーグの選手がシーズン中に開催されるオリンピックに出場するためにはスケジュールの問題などを解決する必要があり、大谷選手はドジャースのロバーツ監督や、大リーグ機構のマンフレッドコミッショナーに出場の意思を伝えたことはあるかと聞かれると「現時点ではない。コミッショナーはそんなに会う頻度が多くはないし、簡単に話せることではないかなと思う」と慎重な姿勢も示していました。