パリパラリンピック 射撃の日本代表選手が会見

8月に開幕するパリパラリンピックの射撃の代表に内定している選手たちが会見し、4回目の出場となる58歳の瀬賀亜希子選手が「今までの自分を超えられるよう1発1発を大切に打ち終えたい」と意気込みを話しました。

14日は、都内で記者会見が行われ、テーブルに両ひじをついて射撃をすることが認められている「SH2」のクラスの瀬賀選手と水田光夏選手、それに自分の腕で銃を保持して撃つ「SH1」のクラスの岡田和也選手のパリ大会の代表に内定している3人の選手が出席しました。

58歳の瀬賀選手は、初出場のアテネ大会からパリ大会で、4大会目の出場となるベテランで、去年のワールドカップでは女子の2位に入り、パリ大会の出場枠を獲得しました。

瀬賀選手は「パラリンピックという舞台に、長い間、挑戦し続けてきて自分が、今、どのくらい挑戦できるか、わくわくするものなのか確認したい。今までの自分を超えられるよう1発1発を大切に打ち終えられたらいいと思う」と意気込みを話しました。

また、難病のため手足に障害がある水田選手は、2大会連続の出場で、「東京大会では力を出し切れなかったので、パリ大会では自分自身の力を発揮して、悔いの残らない結果が出せるよう準備していきたい」と話していました。

パリ大会の射撃は、8月30日に始まり、日本はパラリンピックでは初となるメダルの獲得を目指します。