「ミャクミャク」が台湾で大阪・関西万博への訪問を呼びかけ

台湾で開かれている世界の観光情報を知ってもらおうというイベントに大阪・関西万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」が登場し、関西への訪問を呼びかけました。

観光情報を発信するイベントが12日から台北市内で始まり、イベントの開幕式では、大阪・関西万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」がステージ上に登場しました。

「ミャクミャク」は会場内を練り歩いて、訪れた人たちとふれあったり、一緒に写真におさまったりしました。

台湾の人たちにとって日本への観光は人気で、2023年日本を訪れた観光客のうち、台湾からは420万人余りと、韓国からの695万人余りに続いて2番目の多さでした。

会場内には大阪・関西万博のテーマやパビリオンを紹介するPRブースが設けられ、担当者が関西への訪問を呼びかけていました。

会場を訪れた50代の男性は「大阪・関西万博の施設や全体のイメージについて詳しく知ることが出来ました」と話していました。

また、1970年の大阪万博を父親と訪れたことがあると話す60代の女性は、昔を思い出しつつ「このキャラクターは新鮮な感じです。一目見たらすぐ覚えます」と話していました。

万博の開幕をおよそ9か月後に控え、現地では実施主体の博覧会協会が建設したパビリオンが11日初めて中東のヨルダンに引き渡されるなど、準備が進められています。