パリ五輪 陸上男子400m 佐藤拳太郎 埼玉 所沢の母校で壮行会

パリオリンピックの開幕まで2週間です。埼玉県所沢市出身で陸上男子400メートルに出場する佐藤拳太郎選手が、母校の中学校で開かれた壮行会に参加し、メダルへの意欲を示しました。

陸上男子400メートルの佐藤選手は、前回の東京大会に続くオリンピック出場で、去年、32年ぶりに日本記録を更新するなど、活躍が期待されています。

母校の所沢市立狭山ヶ丘中学校で開かれた壮行会には全校生徒およそ500人と市の関係者が参加し、佐藤選手は大きな拍手で迎えられました。

市民からのメッセージが記された日の丸の旗などを手渡された佐藤選手は、「皆さんと一緒に戦ってきます」と決意を語りました。

壮行会のあと、陸上部の生徒は「自分も400メートルをやっているので尊敬しています。ベストな走りができるよう頑張ってほしい」と話していました。

佐藤選手は「オリンピックに向けて身の引き締まる思いです。残された日数も少ないですが、時間をむだにしないよう、しっかりと準備して、いちばんいい色のメダル獲得のため最善を尽くします」と話していました。

佐藤選手が出場する陸上男子400メートルは、現地時間の来月4日に予選が行われます。