レッドソックス 吉田正尚 4号HR含む3安打4打点 チームも勝利

大リーグ、レッドソックスの吉田正尚選手は11日、アスレティックス戦で先制タイムリーと4号ホームランを含む3安打4打点と活躍し、チームの勝利に貢献しました。

吉田選手は、レッドソックスの本拠地ボストンで行われたアスレティックスとの試合に6番・指名打者で出場しました。

最初の打席は1回2アウト満塁のチャンスで、156.9キロのストレートを引っ張ってライト前に運ぶ先制の2点タイムリーヒットを打ちました。

第2打席はいい当たりのライトライナーでヒットになりませんでしたが、5対0とリードの6回はランナー一塁の場面で、リリーフした左ピッチャーの内角高めのストレートをとらえ右中間スタンドに今シーズン4号のツーランホームランを打ちました。

ホームランは今月5日のヤンキース戦の9回に打った同点ツーラン以来、5試合ぶりです。

吉田選手は8回にもライト前ヒットをマークして、この試合4打数3安打4打点で打率は2割6分5厘に上がりました。

試合はレッドソックスが7対0で勝ち、強豪が集まるアメリカンリーグ東部地区で3位ながら勝ち越しを10としました。

吉田 4号HR「風も味方してくれた」

吉田選手は、1回の先制の2点タイムリーについて「少しインコース気味のボールだったが、なんとか振り切った分ヒットを打てた。1回に先制できると試合の流れもよくなると思う」と冷静に振り返りました。

また、6回のホームランについては「少しつまっていたが、ボールの内側にしっかりとスピンがかかって、きょうの風も味方してくれたと思う」と話していました。

シーズンの前半、オールスターゲームまではあと3試合を残すのみとなったことについては「チームも上を目指して1勝1勝積み重ねているので、残り3つもしっかり勝ち越せるようにしたい」と気を引き締めていました。