ヨーロッパで人気の「ジャパンエキスポ」万博会場で来年開催へ

日本の文化を幅広く紹介するイベント「ジャパンエキスポ」がフランスで始まり、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」や日本政府関係者が、来年はこのイベントを万博会場でも開催すると発表し、来場を呼びかけました。

フランスのパリ近郊で開かれている「ジャパンエキスポ」は、漫画やアニメなどのポップカルチャーを中心に日本文化を幅広く紹介するヨーロッパ最大級のイベントで、去年は4日間でおよそ25万人が訪れました。

ことしは初日の11日、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」や、フランス駐在の下川真樹太大使らが訪れ、ステージにあがりました。

この中で下川大使は大阪・関西万博の期間中の来年4月26日と27日に「ジャパンエキスポ」を万博会場で開催すると発表しました。

続いて万博会場での「ジャパンエキスポ」に参加する予定のアーティストなどがあいさつしシンガーソングライターのmiwaさんは「日本で待っています。大阪で会いましょう」と呼びかけました。

下川大使は「ジャパンエキスポはとても人気のある展示会で、大阪での開催をきっかけに、もっと日本と万博を訪れてもらえたらと思う」と話していました。

会場を訪れていた29歳の男性は「ジャパンエキスポを日本で開くなら、旅行の行き先になるはずでとてもいいことだと思う。万博と両方を楽しむ機会になる」と話していました。