サッカー男子日本代表GK 小久保玲央ブライアン ベルギーに移籍

パリオリンピックサッカー男子の日本代表のゴールキーパー、小久保玲央ブライアン選手がベルギー1部リーグのシントトロイデンに移籍することが決まりました。これはシントトロイデンが11日、発表しました。

小久保選手は千葉県出身の23歳。

父親がナイジェリア人、母親が日本人で、1メートル93センチの長身とすぐれた反射神経を生かしたハイボールの処理やセービング能力の高さが持ち味です。

早くから世代別の日本代表に選ばれ、柏レイソルからポルトガル1部リーグのベンフィカに移籍して昨シーズンまでプレーしました。

パリオリンピックアジア最終予選を兼ねた23歳以下のアジアカップでは、決勝のウズベキスタン戦でペナルティーキックを止めるなど何度も好セーブを見せて、日本の優勝に貢献し、パリオリンピックの日本代表メンバーに選ばれました。

ベルギー1部リーグのシントトロイデンには、同じくパリオリンピック日本代表メンバーの藤田譲瑠チマ選手や山本理仁選手など、日本選手が多く在籍しているほか、元日本代表のストライカーでことし現役を引退した岡崎慎司さんも所属していました。

小久保選手は「少しでも早くシントトロイデンのユニフォームを着てプレーしたいと思う。チームに貢献できるよう頑張っていく」とコメントしています。