尖閣沖 領海侵入の中国海警局船2隻 12時間余り航行し領海出る

10日、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、日本の漁船の動きにあわせるように領海に侵入した中国海警局の船2隻は12時間余り領海内を航行したあと、いずれも11日午前11時すぎまでに領海を出ました。海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、10日午後10時すぎ、尖閣諸島の南小島の沖合で、中国海警局の船2隻が日本の漁船1隻の動きにあわせるように相次いで日本の領海に侵入しました。

2隻は12時間余り領海内を航行し、日本の漁船の動きにあわせるように11日午前11時すぎまでに領海を出ました。

海上保安本部は再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

林官房長官「警戒監視に万全尽くす」

林官房長官は午後の記者会見で「中国海警局に所属する船舶のこのような活動は国際法違反であり、外交ルートで厳重に抗議し、速やかにわが国領海から退去するよう強く求めた」と述べました。

そのうえで「わが国の領海に侵入したことは誠に遺憾であり、受け入れられない。引き続き、緊張感を持って警戒監視に万全を尽くすとともに、中国側に対しては冷静かつきぜんと対応していく」と述べました。