大リーグオールスターゲームHR競争 選手出そろう 大谷の同僚も

ことしの大リーグのオールスターゲームでホームラン競争に出場する選手が出そろい、3回目の優勝を目指すメッツのピート・アロンゾ選手や、ドジャースの大谷翔平選手のチームメート、テオスカー・ヘルナンデス選手など8人の強打者が出そろいました。

ホームラン競争はオールスターゲームの前日に行われる恒例のイベントで、大リーグ屈指の強打者8人が制限時間内に何本ホームランを打てるかを競います。

ここまでナショナルリーグトップのホームラン28本を打っている大谷選手は、去年手術を受けた右ひじのリハビリを考慮して不参加を表明しましたが、大リーグ機構は10日までに8人の出場者を発表しました。

ナショナルリーグからは、
▽大谷選手に次ぐリーグ2位の23本のホームランを打っているブレーブスのマーセル・オズーナ選手、
▽ホームラン11本ながらリーグ2位の70打点をあげているフィリーズのアレック・ボーム選手、
▽2019年と2021年にホームラン競争を制しているメッツのアロンゾ選手、
▽ドジャースでホームラン19本を打っているヘルナンデス選手が出場します。

アメリカンリーグは、ホームラン数トップのヤンキースのジャッジ選手が不参加となり、
▽ホームラン27本でリーグ2位のオリオールズのガナー・ヘンダーソン選手、
▽ホームラン23本のガーディアンズのホセ・ラミレス選手、
▽ホームラン17本のレンジャーズのアドリス・ガルシア選手、
▽ホームラン15本ながら打率3割2分4厘のロイヤルズのボビー・ウィットJr.選手と強打者がそろいました。

ホームラン競争は選手への疲労を考慮してことしから時間内の球数無制限のルールが変更され、1回戦は8人全員で3分間、最大40球でホームランの数を競い、上位4人が準決勝に進出します。

準決勝と決勝は1回戦の成績に応じて組み合わせが決められてトーナメント方式で行われ、決勝は2分間、最大27球で争われます。

ホームラン競争は日本時間の今月16日にテキサス州アーリントンにあるレンジャーズの本拠地球場で行われ、NHKはBSで中継します。