パリ五輪 セーヌ川でテロリストなどの攻撃想定した警備訓練

今月開幕するパリオリンピックで開会式の会場となっているセーヌ川で、テロリストなどによる攻撃を想定した警備の訓練が公開されました。

今月26日に行われるパリオリンピックの開会式では、およそ1万人の選手が船に乗り、市内を流れるセーヌ川の上をパレードする予定ですが、競技場の外での開催となるため、警備の難しさも指摘されています。

こうした中、地元の警察は10日、セーヌ川での警備訓練の様子を報道陣に公開しました。

訓練は航行中の船の上でテロなどの緊急事態が起きたことを想定して行われ、警察の部隊を乗せた3隻の小型ボートが船に横付けされると銃を構えた隊員が次々と船内に突入していました。

また、開会式を観戦する多くの観客が訪れると見られるセーヌ川の川岸へ、ボートから上陸する訓練も行っていました

セーヌ川の周辺では、今月18日以降、テロ警戒区域が設けられ、立ち入りが厳しく制限されるほか、開会式の最中には、30隻ほどの警察の船が川の上で警備にあたるということです。

部隊の責任者の女性は「私たちはこうした訓練を長いこと行ってきました。パリオリンピックを迎える準備はできており、開会式を楽しみにしています」と話していました。